クロスオーバーならではの力強い外装デザイン
新世代の都市型コンパクトSUVはコレだ!
1999年に初代がデビューしてから、グローバルスタンダードモデルとして累計販売台数約871万台をセールスし、トヨタを牽引してきたヴィッツ(海外名ヤリス)。
そんなヴィッツは、2019年12月にフルモデルチェンジした4代目からは日本も海外名と同じヤリスに統一。次世代コンパクトカーとして新たなスタートを切ったところである。
新型ヤリスとなって早4カ月、新たな動きを見せた。クロスオーバーモデルの「ヤリスクロス」が世界初公開されたのだ。
ヤリスと同様のコンパクトカー向けTNGAプラットフォーム(GA-B)、取り回しの良いボディサイズに加え、最新のハイブリッドシステムも継承。居住性や荷室空間などSUVらしいユーティリティ性能を付加しつつ、インテリアデザインはワンランク上の質感と居心地の良い空間に仕上げられている。
そして特筆すべき点はエクステリアであろう。シンプルながらもSUVならではの「ロバスト(頑強さ)」を表現したというデザインは、パッと見ただけで目を奪われる。ヤリスクロス独自の前後バンパーやサイドガーニッシュに加え、オーバーフェンダーなどとのバランスがとても良い!
ヘッドライトはヤリスより大型化されているし、テールランプは先日発表された新型ハリアー風の横直線基調なのが抜群にハマっている感じだ。
ボディサイズは全長4180×全幅1765×全高1560mmとライズよりはやや大きめ。サイズ感でいうと、全長4115×全幅1760×全高1580mmのフォルクスワーゲン・T-CROSSがライバルとなりそうだ。
パワートレーンは1.5Lガソリンと1.5Lハイブリッドの2系統で、ともに2WDと4WDが選べるもよう。価格は未定だが、最廉価のグレードは100万円台であることは間違いないだろう。
最新ハイブリッドシステムやクラストップレベルの低燃費、先進安全性能はそのままに、都市型コンパクトSUVを再定義することを目指して開発したヤリスクロス。2020年はトヨタのSUVから目が離せないぞ。
外装
フロントパンパーのグリルは2段構成で、両サイドにはデイライト、アンダーグリルにフォグがセットされている。ホイールは大型化され、存在感は抜群だ。
エッジの効いたデザインのリアパンバーは、フェンダーラインをつなぐ流麗なフォルムが特徴的。テールランプは直線基調にデザインされ、ヤリスクロスの個性を主張する。
インテリア(プロトタイプ)
【SPECIFICATION】
<参考主要諸元>
全長×全幅×全高:4180×1765×1560mm
ホイールベース:2560mm
エンジン:1.5L直列3気筒(ガソリン車)、1.5L直列3気筒+モーター(ハイブリッド車)
駆動方式:2WD/4WD
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[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]