プリウスは月間首位が最多の4回
月間首位3回のノートとカローラは2位タイ
2019年の月間登録販売台数を調べていたら、なんだか面白い傾向だなぁとおもったので、記事にしてみました。
なにが面白いのかというと、1月と3月が首位のように月ごとに首位が入れ替わることがなかったこと、ランクインした4台がすべて2カ月以上連続で首位を獲得していること、1カ月のみ首位のクルマがなかったことなどだ。
ノートは2018年の販売登録台数年間ナンバー1の勢いが2019年にも続いたカタチだが、プリウスは2018年12月のマイナーチェンジ、カローラは2019年9月のフルモデルチェンジが功を奏して、その後の月で首位を獲得している。シエンタは2019年前半の1月から6月までで約5万台ほどであったが、消費増税前の8月に突如ブレイクし、7月から12月の下半期で6万台超を販売しました。
自販連(日本自動車販売協会連合会)の2019年1月〜12月の統計データをもとに、月間首位獲得回数をランキングしてみたので、暇つぶしにどうぞ。
1位 プリウス 4回(4月/5月/6月/7月)
1位は月間首位を4回獲得したプリウス。4月に1万1059台、5月に1万1005台と月間登録販売台数で唯一1万台を突破。6月は月間2位のノートに18台差まで迫られたが、1万2093台を売り上げて首位を維持。7月は月間2位のノートに約2000台差をつけて、1万3137台を達成。見事、4カ月連続で月間登録販売台数首位を獲得し、年間でも最多となる4回目の首位に輝いた。
2位タイ ノート 3回(1月/2月/3月)
2位に並んだのは、月間首位を3回獲得したノートとカローラ。まずノートは2019年がはじまった1月から3月までの3カ月連続で首位を奪取。1月は1万1448台、2月は1万2910台、3月は1万6647台と登録販売台数を順調に伸ばしただけでなく、月間2位との差を常に1000台以上つけての圧勝だった。
2位タイ カローラ 3回(10月/11月/12月)
2位で並んでいるもう1台のカローラは、2019年終盤の10月から12月に3カ月連続で月間首位を獲得。消費増税後ではあるが、9月にフルモデルチェンジを果たしたため、登録販売台数も好調に推移。10月は1万1190台、11月は1万705台、12月は9186台と3カ月平均が1万台を突破する結果になった。
4位 シエンタ 2回(8月/9月)
月間首位を2度獲得したシエンタが4位。消費増税前で駆け込み需要が多くなる中、8月は8745台で月間2位のプリウスに約500台の差を付けて2019年初の首位をゲット。その勢いのままに、9月は1万3558台と前年の約2倍近く登録販売台数を伸ばし、2カ月連続の首位に輝いた。
※通称名については同一車名のものを合算して集計しています。
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]