普通に走る、アゲて魅せる
新型RAV4の最旬オフ系カスタム
TOYOTA RAV4 ラブフォー(50系)
Produced by ACC
ACCといえば、エアサスのトップランナーとしてローダウンオーナーに支持されているブランド。
そのACCが〝車高を上げるエアサス〟の第2弾として新型RAV4を完成させた。
第1弾のC‐HRはハイライザー的アーバンSUVをモチーフにして仕上げていたが、RAV4は180度逆。ガチなオフ車の雰囲気を取り入れてきた。
アドベンチャーグレードをベースに、USオフ系ブランドホイール、ルーフラックなど、まさしくオフ車なコーディネイトは一見の価値あり。
で、肝心のエアサスはというと、最大4インチ(約10㎝)アップというスペック。エアバッグはローダウン用エアサスと同じながら、ショックの長さやリアのスペーサーでアゲ幅を確保しているという。
ちなみに、下げ方向にも2インチ(約5㎝)イケるのも、このキットの特徴だ。
アゲもいいけど、たまには下げたいなんてわがままにもばっちり応えてくれるぞ。
ボンネットやグリルまわりはツヤ消し黒でラッピング。シートは3M製のシボ調デザインで、あえてざらついた質感を選んだ。
ルーフを黒でラッピングしてフロントランナー製ラック&コンテナを装備。助手席側にはオーニングも取り入れ雰囲気をアップ。
ホイールはUSブランドとして知られるサヴィーニが、オフ系デザインを展開しているグリッドオフロード・GD8(20×9.0)。モンスタタイヤ(265/50-20)を組み合わせる。フェンダーはTRDで1㎝ほどワイドに。
ACC/air runner LIFT-UP Version
エーシーシー/エアランナー リフトアップバージョン
アゲもサゲも見せられるオフ系必見の最新エアサス
基本はローダウン向けエアサスと同じ。フロントで異なるのは、ショック全体を長くすることでアゲ方向に車高調整幅をもっていっていること。通常走行時は2インチアップを想定してセッティングされているが、最大で4インチアップから2インチダウンまで調整できる。ACCではRAV4用ローダウンバージョンのエアサスも発売中。
リアは下げ系とは異なりショックを長くしているのに加え、エアバッグ上に専用のスペーサーを用いてリフトアップ仕様に。
通常は1コンプレッサー&1タンク仕様だが、デモカーは2コンプレッサー&2タンクでエア充填効率を大幅に高めている。
デモカーはボタンひとつでメモリーした車高に一発調整できる3Pシステムを装着(24万5000円)。スマホで操作もできるぞ。
MAX UP
MAX DOWN
【PARTS SPECIFICATION】
適合:RAV4(50系) 価格:55万5000円
仕様:フロントベローズストラット×2、リアショックアブソーバー×2、リアスペーサー×2、リアベローズ×2、コンプレッサー、エアタンク、機械式コントローラー、フィッティング
問:ACC 0790-23-0700
https://www.accincjp.com
スタイルワゴン2019年11月号より
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