独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は、2017年にイスラエルのテレアビブに研究開発拠点(SkodaAutoDigiLab)を開設、スタートアップ企業との提携を強化している。
スタートアップ企業と共同開発した技術には、すでに実用試験段階にあるものも少なくないという。
例えば、運動エネルギー貯蔵技術を得意とするChakratecとの提携では、専用充電インフラを整備することなくどこにでも急速充電スタンドを設置できる技術を開発した。
今年7月には人工知能(AI)を使ったスマホアプリベンチャーのAnagogと提携。スマート駐車システムを開発している。
また、車体を360度カメラでスキャンして3D画像で可視化する技術を持つUVeyeとは高画質の画像を通して車体の損傷や異常を検知するシステムを開発。シュコダは同技術をチェコ工場の生産ラインに試験導入することを計画している。
[提供元/FBC Business Consulting GmbH]