日本には車検制度がありますが、皆さんはどうしているでしょう?いつもディーラーさんでしょうか?それともこういうお決まりのイベントはさくっと安くあげられるところで通すだけ通す派でしょうか?クルマは何人もの命に関わること、整備もなかなかプロでないとわからないことも多いですよね。基本的にはお店でプロにしっかり見てもらって、最低次の車検まで安心して乗れる状態(にするのが、そもそも乗用車の場合、車検が2回目以降は2年に一度、実施を義務づけられているわけですから)にしておきたいものですね。
自分で車検を通してみる
ただ、そうはいっても「何をしているのか」「どうチェックしていくのか」はぜひ知っておきたいもの。ただ、今まで勤め人だったこともあり、自分で行くのは難しいという部分と、プロにおまかせすれば効率的に継続できるということもあり、自分で通したことはなかったのです。
実はそんなところに「初代ワゴンR」でディーラーの管理顧客の車両で、車検が切れてしまったクルマが縁あってちょっとやってきたので、それを車検の検査ラインに通してみる、というのを、ライターの小鮒康一さんと一緒に試しにやってみることにしました。
基本的には総じて「親切」なスタンス
まず軽自動車の車検は通常の運輸支局(通称陸運事務所)ではなく「軽自動車検査協会」というところに行くことになります。ナンバー自体は普通車の陸運支局に準じた区分けになっているので、ついつい「陸事は…」と思ってしまいがちですが、これは注意しなくてはなりません。神奈川県の場合、ナンバーが川崎であっても横浜ナンバーの管轄の横浜陸運支局の近くにある軽自動車検査協会神奈川支部に行くことになりますので、注意ですね。危ない危ない…