仏自動車大手のグループPSAは2月14日、オペル/ボクスホールの次世代「コルサ」を2019年からスペインのサラゴサ工場のみで生産すると発表した。2020年からは「コルサ」の電気自動車(EV)も同工場で生産する。サラゴサ工場はオペルの純粋な電気自動車を生産する欧州初の拠点となる。
オペル/ボクスホールは2020年までに電気駆動車4モデルを発売する計画で、EV「コルサ」は同計画の一環に位置づけられる。また、オペル/ボクスホールは2024年までに欧州で販売する乗用車シリーズすべてに電気駆動モデルを用意する計画。
サラゴサ工場では1982年からオペル「コルサ」を生産している。同工場の累計生産台数は約1,300万台で、このうち「コルサ」が1,000万台以上を占めている。なお、同工場では、オペル「モッカX」、オペル「クロスランドX」、シトロエン「C3エアクロス」も生産している。
[提供元/FBC Business Consulting GmbH]