伊デザイン・開発会社のピニンファリーナは2月13日、ベトナムの自動車メーカー、ビンファースト・トレーディング・アンド・プロダクションからSUVとセダンの2モデルのデザインを受注したと発表した。
ベトナムの消費者が参加したデザインコンテストで20種類のコンセプトデザインから同社の2モデルが選ばれた。独業界誌『アオト・モートア・ウント・シュポルト』(14日付、オンライン版)によると、ビンファーストは2モデルを2018年10月のパリモーターショーに出展する予定。
ビンファーストは、ベトナムの不動産グループ、ビン・グループが2017年末に設立した自動車メーカーで、同国初の国産車ブランド「ビンファースト」の自動車生産に乗り出す。2019年9月に最初のモデルを発売する計画で、2025年までに生産規模を年50万台に拡大する目標を掲げている。ピニンファリーナがデザインしたモデルが選ばれたコンテストは2017年10月に開始、約6万2,000人が参加した。
[提供元/FBC Business Consulting GmbH]