これまで、過去に所有していたクルマや、タッチの差で買い逃したクルマと街中、あるいはインターネット上で偶然見つけたことはありませんか?大切に乗られているならまだしも、これが解体屋にひっそりと佇んでいる場面に遭遇したら…。それはそれでツライものがあります。
今回のオーナーさんは、若いときに手に入れたクルマをもう1度乗ろうと決意し、その想いを実現した方です。しかし、1度手放したクルマをふたたび手に入れるということは、そうたやすいことではないようです。
── オーナー紹介&どんな仕事をされているのですか?
高校を卒業後、トヨタのディーラーにメカニックとして勤務していました。現在は、長距離トラックのドライバーとして、関東〜中京エリアおよび関西エリアまでお米を運んでいます。
── お仕事はどのような流れで行っているのですか?
昼間は積み込みなどの仕事をしたあと、夕方くらいに関東を出発して、翌朝に現地に到着。そこで再び荷物を積み込んで、関東まで戻ってくるという流れです。
── オススメのSAがあるそうですね
東名高速道路牧ノ原SA(上り)の焼肉や豚トロ定食が美味しくてお気に入りです。トラック用のフロアはご飯と豚汁がおかわり自由なんです。もちろん、一般の方も入れますよ。
── 現在の愛車を手に入れたきっかけを教えてください
21才のときに1台目のブルーバード(P510型)を手に入れたのですが、結婚を機に手放しました。でも、もう1度乗りたくなって、ずっと程度のよい個体を探していました。そんなある日、九州にある専門店で良さそうな個体を見つけ、すぐさまショップに連絡。しかし、そのときにはすでに売約済みとのことでした…。あとで分かったことなんですが、私が住んでいる隣の県の方が購入したそうなんです。近県のオーナーさんのところに嫁いだとはいえ、見掛けたことは1度もありませんでした。