日本が空前の高度経済成長期を謳歌していた1967年、それは後の世で名車と呼ばれる事になる沢山の日本車が時を同じくして世に放たれた年でした。なかでも一際別格のオーラを放ち公称生産台数337台という希少性と謎に満ちた生い立ちから「幻の名車」と呼ばれたトヨタ2000GT、今年はトヨタ2000GTの発売50周年とあって各地でトヨタ2000GTの50周年を祝うイベントが開催され、そしてトヨタ2000GT 50の周年を祝うイベントの最後を締めるイベントが11月5日愛知県長久手市のトヨタ自動車博物館にて開催されました。
映画「007は二度死ぬ You Only Live Twice」の劇用車
今回のイベントでも最大の話題となったのは、映画「007は二度死ぬ You Only Live Twice」の劇用車として特別に2台だけコーチビルドされた事で知られるトヨタ2000GTのオープン仕様のうち、トヨタ博物館が所蔵してる実際に撮影用に使用された車両と長らく行方不明とされていた撮影予備車と言われているもう1台のトヨタ2000GTのレストアが完了し、トヨタ博物館で2台のトヨタ2000GTボンドカーが並んで展示されたということでしょう。
イベントに集まった名車たち
駐車場にも見学に来たクラシックカー愛好家の愛車と思しきクルマが並んでいました。