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高い安全性が自慢!RAV4の安全性能を詳しく解説(2019年~現行モデル)


車の安全装備は年々進化し、次々と新しい機能が登場したり、レベルアップしたりしています。先進安全技術の代表ともいえる衝突被害軽減ブレーキひとつをとっても車両や昼間の歩行者の検知に対応するもの、さらに夜間の検知や自転車運転者の検知に対応するものなど、さまざまなレベルのものがあります。

そのため、車選びの際にはどのような先進安全技術を備えているのかをチェックしておくことが大切といえるでしょう。ここでは、トヨタ「RAV4」の安全性能についてご紹介します。

  • トヨタの予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を全車標準装備
  • 「Toyota Safety Sense」以外の先進安全技術もある
  • RAV4は全車が「サポカーSワイド」の認定を受けている

RAV4の安全性能の特徴

RAV4には新世代のトヨタの予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を全グレードに標準装備しています。RAV4に搭載される「Toyota Safety Sense」は天候の影響を受けにくいミリ波レーダーと単眼カメラの2種類のセンサーで周囲の車両や歩行者を検知するシステムを採用し、高い認識性能と信頼性を両立させているのが特徴です。

RAV4の「Toyota Safety Sense」の内容

ここからは、RAV4の「Toyota Safety Sense」に含まれる機能をご紹介します。

プリクラッシュセーフティ

プリクラッシュセーフティ出典:トヨタ「RAV4」特長

前方の車両や歩行者、自転車運転者を認識し、衝突の可能性があれば警報とディスプレイ表示でドライバーに知らせ、ドライバーがブレーキを踏めばブレーキ踏力をアシストして制動力を強めます。何らかの理由でブレーキ操作が行われなかった場合は自動でブレーキを作動させ、衝突被害の回避や軽減をサポートする機能です。

RAV4に搭載されている「プリクラッシュセーフティ」は、昼間の歩行者や車両の検知に加え、昼間の自転車運転者や夜間の歩行者検知も可能なものが採用されています。車両に対しては自車の速度が約10km/h以上、歩行者や自転車運転者に対しては約10~80km/hの速度域で作動します。

なお、2022年10月の改良時には「Toyota Safety Sense」の機能拡大が図られ、「プリクラッシュセーフティ」にも新機能が追加されました。

交差点右折時の対向直進車や右左折時に対向方向から横断する歩行者を検知する機能を追加し、交差点での衝突回避、衝突被害軽減サポートにも対応

また、歩行者や車両などと衝突の危険が高く、車線内に回避スペースがある場合にドライバーの回避操舵をきっかけに操舵支援を行う「緊急時操舵支援機能」、停車または低速走行時に自車の直前に歩行者や自転車運転者などがいる状態でアクセルペダルが必要以上に強く踏み込まれた場合に加速を抑制する「低速時加速抑制機能」を採用し、これまで以上に幅広いシーンで危険回避をサポートします。

レーントレーシングアシスト

高速道路や自動車専用道路で、ステアリング操作を支援して車線中央付近を走行するようにサポートします。
車線以外の縁石やアスファルトの境界も認識します。また渋滞時などで車線が見えにくい場合は、先行車に追従してステアリング操作のアシストを行う優れたシステムです。

さらに、車線からはみ出しそうな場合は、音や表示での警告とともに車両を車線内に戻す方向へステアリング操作を支援します。

レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)

高速道路や自動車専用道路において先行車を認識し、設定した車間距離を維持しながら追従走行を行ったり、先行車がいない場合には設定した車速で定速走行を行ったりすることでドライバーの負担を減らし、安全運転に寄与するシステムです。

RAV4は全車速追従機能付きなので、渋滞などで先行車が停止した際には自車も停止し、先行車が発進するとドライバーの操作によって発進して追従走行を再開します。

ロードサインアシスト

単眼カメラで道路標識を認識し、マルチインフォメーションディスプレイに表示することでドライバーの標識見落としを防ぎ、道路標識の指示に従った安全運転の確保に貢献します。

認識可能な道路標識ははみだし通行禁止、車両通行禁止、一時停止、最高速度の4種類です。

オートマチックハイビーム

約30km/h以上で走行時に対向車のヘッドライトや周囲の明るさを検知し、自動でハイビームとロービームの切替えを行う機能です。通常時はハイビームで走行するので夜間の視認性が向上します。またハイビームとロービームの切替え忘れを防ぐとともに、手動切替えの負担をなくしてドライバーの安全運転に貢献します。

以上がRAV4の「Toyota Safety Sense」の機能ですが、これらに加えて付帯機能として「先行車発進告知機能」があります。これは「Toyota Safety Sense」のセンサー技術を使用し、信号待ちや渋滞などの停車時に先行車が約4m以上進んでも自車が発進しない場合にブザー音とディスプレイ表示で発進を知らせ、出遅れ防止をサポートする機能です。

RAV4の「Toyota Safety Sense」以外の先進安全技術も確認

RAV4では、「Toyota Safety Sense」以外にもさまざまな先進安全技術を採用しています。

パーキングサポートブレーキ(前後方静止物)

パーキングサポートブレーキ(前後方静止物)出典:トヨタ「RAV4」特長

「パーキングサポートブレーキ(前後方静止物)」は、ペダル踏み間違い急発進抑制装置に相当する機能です。車庫入れ時などの際に障害物(静止物)を検知した場合は接近を音とディスプレイ表示で知らせるとともに、エンジンやハイブリッドシステムの出力を抑制し、さらに距離が縮まると自動でブレーキを作動させます

パノラミックビューモニター(床下透過表示機能付き)(G、G“Z package”に標準装備、Adventureにメーカーオプション)

「パノラミックビューモニター」は、ディスプレイオーディオに車両を上から見下ろしたような映像などを表示することで、ドライバーから見えにくい場所の安全確認をサポートする機能です。

RAV4では床下透過表示機能が搭載されています。これは機能をONにしておけば車両の真下やタイヤ付近のアンダーフロア映像を表示し、駐車場での取り回しや狭い道での走行がより安全にできるようにサポートしてくれます。

パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)+ブラインドスポットモニター(Xを除くグレードに標準装備、Xにメーカーオプション)

後退して出庫する際に車両後方の左右から接近してくる車を検知し、ドアミラーインジケーターの点滅とブザーでドライバーに接近を知らせ、衝突の危険性がある場合には自動でブレーキを作動させて衝突回避・被害軽減を支援するのが「パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)」です。

「ブラインドスポットモニター」は、ドライバーの死角になる後側方の車両や隣車線をモニターし、接近車両を検知するとドアミラーインジケーターを点灯して注意喚起を行います。その状態でウィンカー操作をするとインジケーターを点滅させて危険を警告し、車線変更時の安全確認をアシストします。

このほか、ガソリン車にのみ設定のある「G“Z package”」では、録画機能の付いたデジタルインナーミラーが標準装備です。この機能は「X」を除きオプションで追加できます。

予算オーバーだったあの車がマイカーに!

新世代の高いレベルの先進安全性能を持つRAV4

衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い急発進抑制装置は多くの車種に搭載されている機能ですが、RAV4では衝突被害軽減ブレーキが交差点での検知に対応していたり、ペダル踏み間違い急発進抑制装置にはエンジンやハイブリッドシステムの出力制御だけではなくブレーキ制御が働いたりと、より幅広いシーンでの安全運転をサポートしてくれる先進安全技術を備えていることが大きな特徴といえるでしょう。

また、RAV4は全車が「サポカー」の中でも最上位の区分である「サポカーSワイド」の認定を受けているため、安心してカーライフが楽しめるのではないでしょうか。

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よくある質問

Q1:RAV4に搭載される先進安全技術にはどんなものがあるの?

A:交差点での検知にも対応した「プリクラッシュセーフティ」、車線からのはみ出しを防止して車線中央付近の走行を維持するようサポートする「レーントレーシングアシスト」、ドライバーの負担を減らし安全運転に貢献する「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)」など、さまざまな技術が搭載されています。

Q2:「Toyota Safety Sense」のほかにも先進安全技術はあるの?

A:RAV4にはペダル踏み間違い発進抑制装置にあたる「パーキングサポートブレーキ(前後方静止物)」が全車に搭載されています。また一部のグレードを除き、見えにくい位置の安全確認をサポートする「パノラミックビューモニター」や、「パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)+ブラインドスポットモニター」も標準装備です。

※この記事は2023年12月時点の情報で制作しています

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