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トヨタ「スープラ」の中古車はいくら?各モデルの特徴や市場価格を調査


トヨタ「スープラ」は、前身といえる「セリカXX」の時代から考えると45年を超える歴史を持つモデルです。

歴代モデルが一貫して直列6気筒エンジン、FRを採用する上級スポーツモデルで、日本での歴史はいったん4代目モデルのA80型の生産終了に伴い2002年で途切れますが、約17年の空白を経たのちGRの専売モデルとして復活しました。

ここでは、スープラの歴代モデルの中古車の相場を徹底解説します。

  • トヨタ「スープラ」には、4つの歴代モデルがある
  • モータースポーツでの活躍や、映画などにより人気が非常に高い
  • 車によっては、中古車でも1,000万円を超えるものもある

A40/50型(1978年~1981年)

初代モデルとなるモデルはセリカシリーズの一員として海外では「セリカ スープラ」、日本市場では「セリカXX」の名称で「販売されていました。

すでに成功を収めていた日産のL型直列6気筒エンジン搭載のFRスポーツカー「フェアレディZ」の対抗馬として登場し、スポーティーさよりも高級さを前面に押し出した、スペシャルティカーという位置づけにあったモデルです。

直列6気筒エンジンを搭載、前期のA40型では2.0L (M-EU) モデルと2.6L (4M-EU) モデルをラインナップ。1980年のマイナーチェンジ後は、2.6Lモデルは2.8L(5M-EU )エンジンに換装されました。

この世代のモデルはコレクターが探していることもあり、250~300万円台後半など、かなり高額で推移しています。

古いモデルだけに全塗装をしている個体は比較的高い相場になる傾向があるようです。

A60型(1981年~1986年)

1981年に登場した2代目は、当時のスポーツモデルに多く搭載されていたリトラクタブル式のヘッドライトを採用した、先代よりもシャープさを感じさせるスタイルが特徴です。

兄弟車であり、先行して販売が開始された「ソアラ」が先代の高級志向を引き継ぎ、セリカXXはスポーティーさを追求する方向にシフトチェンジしました。

エンジンは2.0Lと2.8L(5M-EU )を採用、1983年のマイナーチェンジでは2.8Lの高性能が図られています。

A60型は人気が高いモデルではありますが流通台数が少なく、相場も高額です。安くても270万円程度、ボリュームゾーンは350万円~400万円ていどといえるでしょう。

中でもマイナーチェンジ後の後期型の相場が高く、600万円程度、または応相談、となっておりかなりのプレミアムモデルであることがわかります。

特に2800GTは高額になりがちで、追加されているオプションによってはかなり高額になります。なお、フルレストアしたモデルは1,000万円以上の売値がついているものもあります。

A70型(1986年~1993年)

1986年に登場したA70型、3代目モデルから名称が北米仕様と統一され、スープラになりました。

230psを発揮する3.0Lターボ(7M-GTEU)をトップに計4種類直列6気筒エンジンをラインナップ。1988年のマイナーチェンジ後は3.0Lモデルはグローバル仕様と同じワイドボディに変更されています。

この世代のモデルは200万円台から手に入りますが、走行距離が10万kmを切っているものは300万円以上が相場といえます。

また、純正レカロシートを装着車はそうでないものよりも高額な傾向があり、400万円台からが目安になるでしょう。

コレクターの放出品と思われる、走行距離10,000km以下のものは極端に相場が上がり700万円程度~1,000万円を超えるものもあります。

A80型(1993年~2002年)

リトラクタブルヘッドライトを廃止、デザインが大きく変更されたA80型。スープラならではの高い走行性能は追及しながらも、走行性能一辺倒ではなく環境性能、安全性能も高いレベルを目指して開発された1台です。

ル・マン24時間レースや、SUPER GTのGT5000クラスへの参戦するなど、モータースポーツの世界でも活躍しました。

なお、このA80型は映画「ワイルド・スピード」シリーズに主人公の愛機として登場していることから、北米市場で特に高い人気を誇ります。

この世代の中古車の価格は300万円台後半から1,100万円程度まで幅がありますが、ボリュームゾーンは600~800万円程度。

ワイルド・スピード仕様のコンプリートカーは1,000万円を超えるケースがほとんどといえます。

また、どちらかというと2017年の2回目のマイナーチェンジより前のモデルの相場が高い傾向にあるようです。

DB型(2019年~現行型モデル)

現行型のスープラはBMWとの共同開発モデルであり、日本国内ではTOYOTA GAZOO Racingが手掛ける「GR」ブランドの初のグローバルモデルです。

スープラ伝統の直列6気筒エンジン&FRを継承しており、生産はオーストリアのマグナ・シュタイヤー社グラーツ工場で行われます。

現行型の相場は400万円台後半~600万円台半ば程度が中心です。

2020年に100台限定で販売された特別使用車「RZ"Horizon blue edition"」などの限定モデルはいずれも900万円程度~。

登録(届出)済未使用車は700万円台が相場です。

※2024年5月30日時点の相場

※この記事は、2024年6月時点の情報で制作しています

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