『古事記』や『日本書紀』に創建の起源について記述があるほど、古い歴史をもつ出雲大社。「因幡のしろうさぎ神話」で有名な、大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)をお祀りしている神社です。境内にある46羽のうさぎの像も見どころの1つ。神楽殿の大しめ縄も有名ですね。
そんな出雲大社は、出雲空港や出雲市駅からバスで30分ほどの場所にあります。
名古屋から出雲大社へは、飛行機、新幹線+特急電車、高速バスが主なアクセス手段です。
それぞれの行き方について紹介していきます。
目次
名古屋から出雲大社へ新幹線+特急でアクセス
名古屋から出雲大社へ高速バスでアクセス
名古屋から出雲大社へのアクセス方法まとめ
出雲大社に行くバスツアーを利用するのもあり!
名古屋から出雲大社へ飛行機でアクセス
出雲空港行きの飛行機は名古屋(小牧)空港から運航しています。愛知県には中部国際空港もありますが、出雲行きの航空便は名古屋(小牧)空港からのみ。
出雲空港からは出雲大社へ直行する空港バスがありますが、2021年3月現在は運休中です。運休期間は出雲市駅を経由する必要があります。
合計の乗車及び飛行時間は約2時間20分ですが、飛行機と空港バスの乗り継ぎ時間などを考慮すると約4時間20分はかかりそうです。乗り継ぎスケジュールは事前によく確認しておきましょう。
ルート:名古屋駅~(空港バス)~県営名古屋空港~(飛行機)~出雲縁結び空港~(空港バス)~出雲市駅~(路線バス)~出雲大社前
名古屋駅→ 名古屋空港 | 名古屋空港→ 出雲空港 | 出雲空港→ 出雲市駅 | 出雲市駅→ 出雲大社前 | |
---|---|---|---|---|
交通機関 | 空港バス | 飛行機 | 空港バス | 路線バス |
乗車・飛行時間 | 約20分 | 約1時間5分 | 約30分 | 約25分 |
料金 | 700円 | 14,400円 | 720円 | 470円 |
合計料金 :16,290円
乗換回数 :3回
乗車時間 :約2時間20分
予想所要時間:約4時間20分
メリット
所要時間が短い
デメリット
繁忙期や便によっては飛行機の運賃が新幹線よりも高くなる
※2021年3月調べ
※飛行機は午前中着、2021年4月の最安便(フジドリームエアラインズ)
名古屋から出雲大社へ新幹線+特急でアクセス
新幹線と特急を利用し出雲大社へ行く場合は、名古屋から岡山まで新幹線、岡山から出雲市駅までを特急で移動します。出雲市駅からは、乗り換えなしで歩く距離も少ない路線バスで移動するのがおすすめです。
ルート:名古屋駅~(新幹線)~岡山駅~(特急)~出雲市駅~(路線バス)~出雲大社前
名古屋駅→ 岡山駅 | 岡山駅→ 出雲市駅 | 出雲市駅→ 出雲大社前 | |
---|---|---|---|
交通機関 | 東海道新幹線のぞみ | 特急やくも | 路線バス |
乗車時間 | 約1時間40分 | 約3時間10分 | 約25分 |
料金 | 運賃9,460円+ 特急料金(5,120円+1,470円) | 470円 |
合計料金 :16,520円
乗換回数 :2回
乗車時間 :約5時間15分
予想所要時間:約5時間45分
メリット
比較的便数が多い
デメリット
他の交通手段と比べて料金が高い
※2021年3月調べ
※新幹線・特急列車は通常期・指定席の料金
名古屋から出雲大社へ高速バスでアクセス
夜行バスを利用すると、名古屋から乗り換えなしで出雲市駅へ直行できます。現在運行しているのは、中国JRバスの出雲・松江・米子ドリーム名古屋号です。
ルート:名古屋駅~(高速バス)~出雲市駅~(路線バス)~出雲大社前
名古屋→ 出雲市駅 | 出雲市駅→ 出雲大社前 | |
---|---|---|
交通機関 | 高速バス | 路線バス |
乗車時間 | 約8時間50分 | 約25分 |
料金 | 8,500円 | 470円 |
合計料金 :8,970円
乗換回数 :1回
乗車時間 :約9時間15分
予想所要時間:約9時間30分
メリット
・他の交通手段と比べて料金が安い
・乗り換えが少ない
・早朝に到着するので時間を有効活用できる
デメリット
・乗車時間が長い
※2021年3月調べ
名古屋から出雲大社へのアクセス方法まとめ
名古屋から出雲大社への行き方をまとめると以下のようになります。
飛行機 | 新幹線+特急 | 高速バス | |
---|---|---|---|
所要時間 | 約4時間20分 | 約5時間45分 | 約9時間30分 |
料金 | 16,290円 | 16,520円 | 8,970円 |
乗換回数 | 3回 | 2回 | 1回 |
※2021年3月調べ
※所要時間は乗換時間によって変動
比較的本数が多いのが新幹線+特急!
一番安く、乗り換えが少ないのが高速バス!
という結果になりました。
出雲大社へ行くバスツアーを利用するのもあり!
公共交通機関を利用して行く他に、バスツアーに参加する方法もあります。特に宿泊していろいろなところを観光したい方にはぴったり。乗り換えなしで島根県へ行ける上に、ツアーの予約のみで全部手配できるラクさは大きいです。
例えば次のようなツアーがあります(2021年3月現在)。
『1名1室同旅行代金!ゴールデンウィークに行く!山陰名所めぐり 国宝・松江城 足立美術館と縁結びの神様・出雲大社 2日間』【名古屋駅出発】<30名様以下>
料金:32,900円
島根県を代表する観光名所、足立美術館、松江城、出雲大社を1泊2日で巡れるツアーです。料金は1泊宿泊費込みで32,900円。公共交通機関での往復代金と比べると、どれほどお得かわかります。
料金 | 含まれるもの | |
---|---|---|
飛行機 | 32,580円 | 往復交通費 |
新幹線+特急 | 33,040円 | 往復交通費 |
高速バス | 17,940円 | 往復交通費 |
バスツアー | 32,900円 | 往復交通費、宿泊費(朝食・夕食込)、他スポットへの交通費 |
バスツアーのメリット
・料金がお得
・乗り換えなど移動のスケジュールをたてなくていい
・大きな荷物やお土産をバスに置いて観光できる
・いろいろな観光スポットを効率よく回れる
バスツアーのデメリット
・観光地での滞在時間が決まっている
・訪れるスポットが決まっている
気になる人はぜひバスツアーを検索してみてください。
東京・大阪から出雲大社へのアクセス比較はこちら
1番早いのは? 安いのは? 大阪から出雲大社へのアクセス方法(高速バス、新幹線、飛行機)、料金や所要時間を解説
(バスとりっぷ編集部)