ざっくり、こんな移動
- 4列シートの夜行バス
- 充電はUSBソケットから
- ブランケットを借りられます
千葉みらい観光バスの東京~名古屋便は、時期によりますが東京~名古屋間の運賃が平日で片道2,000円台~、週末でも4,000円台~とリーズナブルに移動できる夜行バスです(2024年6月調べ)。
私は何度かこの便を利用しようとしていたのですが、週末は特に人気で満席続き。何度も予約サイトをチェックして、キャンセルで一席空いたところをすかさず予約しました。そんなエピソードがある東京~名古屋便、詳しくレポートしていきますね。
東京~名古屋便の車内設備って?
それでは、東京~名古屋便の車内設備から紹介していきますね。
シート配置は横に4列、奥に向かって12列。12列目は5人掛けのシートです。
私の座席は10Aで、車両後方の窓際席です。乗車時からシートが倒れた状態になっているので、後ろの方に気を使わなくて良いのがありがたいですね。
足元にフットレストはありません。着席すると、目の前にはドリンクホルダーにメッシュの小物入れ、荷物をかけるフックがありました。
充電用のUSBソケットは窓側席には壁際、通路席にはアームレストの下にありますよ。
バスの出入口付近には、ブランケットが積んであります、こちらは自由に席まで持っていけるので、車内が寒いようでしたら利用しましょう。
ブランケットを膝にかけ、ドリンクとショルダーバッグをフックにかけた様子です。身長157cmの私がすっぽり収まるくらいのスペースでしたので、大柄な方は通路側の席を選ぶと快適そうでしたよ。
予約時に、東京~名古屋便ではフェイスシールドを無料配布とありましたが、私が見逃してしまったのかもしれません。乗車中にフェイスシールドの配布はありませんでした。後日確認したところ、希望者にのみ配布しており、乗務員さんに声をかければ配布していただけるそうです。
東京から名古屋へ!
ここからは実際に東京~名古屋便に乗車し、移動する様子をお伝えしていきますね。
今回は東京駅鍛冶橋駐車場を22:40に出発する便に乗車しました。鍛冶橋駐車場ではバスが到着次第、電光掲示板にのりばが表示される仕組みになっていますよ。
この日は遠征で夜行バスを利用している方が多めで、乗客のほぼ半分が女性でした。この便は特に女性専用席は設けられていないのですが、車両後方に女性が集められており、バス会社さんの配慮を感じましたよ。
バスは23:35に横浜駅東口に到着し、乗客を乗せます。横浜の乗車地は【横浜駅東口】となっていますが、【横浜駅東口スカイビル2階ペデストリアンデッキ】で受付した後、係員の誘導でバスまで向かう流れになっているそうですよ。
横浜出発後、24:00に完全照灯となります。トイレ休憩は約2時間おきに、15分ほど取れるとのこと。休憩時にアナウンスはなく、バスが停車して前方のカーテンが開いたら休憩の合図となります。最初の休憩は海老名SA、その後は眠ってしまったのですが静岡県掛川市の掛川PA、愛知県刈谷市の刈谷PAで休憩がありましたよ。
バスは定刻の少し前、5:03に名古屋南笹島ライブバス停に到着しました。ここから少し時間を潰して、名古屋のご当地グルメで朝食にしたいと思います。
旅行中はなるべくご当地ものを食べたい私は、名古屋市営地下鉄「国際センター」駅近くの「天むす処 けしき」まで移動しました。
天むす処 けしきでは、天むすを注文すると玉赤(卵入りの赤出汁)と漬物2種類がついてくる、和風のモーニングをいただけます。カウンターに着席すると、目の前に握りたての天むすが置かれます。
天むすは出来合いのものを購入することがほとんどかと思いますが、出来立てはエビの天麩羅がサクサク、天むすを包む海苔はパリパリで、食感が一味も二味も違います。傍に添えられた海老塩がまた、海老の風味を引き立てていましたよ。
掌より少し小さいサイズの天むすは、女性でも2~3個はいただけそうなボリューム感でしたよ。
夜行バスで名古屋に到着したら、名古屋らしさが溢れるモーニング天むすを体験してみてくださいね。
天むす処けしき. 名古屋本店
- 住所
- 名古屋市中村区那古野1-46-12 小鳥ビル 1F
- TEL.
- 052-990-4704
- 予算
- 朝昼¥1,000~¥1,999夜¥1,000~¥1,999
- 営業時間
- 定休日
以上、千葉みらい観光バスの東京~名古屋便について紹介しました。東京と名古屋間を移動する予定がある方は、この乗車体験記を参考にしてみてくださいね。
千葉みらい観光バス「東京~名古屋便」のバス便
※取材協力/千葉みらい観光バス
(為平千寿香)