ツアー会社では車内換気などの感染対策を実施し、ツアー参加者へのマスク着用やアルコール消毒などの呼びかけがなされています。
感染対策への取り組みやキャンセル方法については、以下もご覧ください。
1人2席利用可でのびのび乗車できるツアーもあり! バスツアーの新型コロナウイルス感染予防対策まとめ
バスツアーをキャンセルしたいときの手続き方法とキャンセル料金まとめ
関東発初詣バスツアーで人気の神社ベスト3
関東発の初詣バスツアーでは、茨城や静岡、埼玉などの神社へ行くツアーが人気です。公共交通機関で行くと時間がかかる複数の神社を参拝できるプランなども多くあります。
初詣バスツアーは以下から検索できます。
1位 茨城の三社巡り(酒列磯前神社・大洗磯前神社・常陸国出雲大社)
人気1位は茨城県にある酒列磯前神社・大洗磯前神社・常陸国出雲大社の三社。新春バスツアーでは、人気のこの三社を一緒に巡るツアーが開催されます。
■酒列磯前神社(さかつらいそさきじんじゃ)
ひたちなか市にある856年創建の神社です。御祭神は少彦名命好(すくなひこなのみこと)と大己貴命(おおなむちのみこと)。御利益は、病気平癒、健康長寿、事業繁栄、酒造発展など。
近くの宝くじ売り場で祈願祭を行なっていることから宝くじの当選祈願でも有名です。高額当選した人が奉納した「亀石象」が触ると御利益があるとされ、この像を目当てに足を運ぶ人も。
冬には椿の花が咲き誇り300mの参道を彩ります。参道の途中左へ進むと海岸を一望できる鳥居があり、こちらも人気です。同時期に創建された大洗磯前神社は兄弟神社と伝えられています。
■大洗磯前神社
856年創立の古社。前項で紹介した酒列磯前神社と兄弟神社と伝わっており、由緒や創立、御祭神が同じです。大己貴命・少彦名命を祀り、古くから医薬の大神として信仰されています。御利益は病気平癒や商売繁盛、漁業、農業、酒造発展などです。
社殿は永禄年間(1558~1570年)に焼失しましたが、徳川光圀公と綱條公の尽力により1730年に現在の場所に遷座しました。江戸初期の建築様式を残し、茨城県指定の文化財に指定されています。
「神磯の鳥居」と呼ばれる海上の岩の上に立っている鳥居が有名。境内から海を望めます。
■常陸国出雲大社
島根県出雲大社の御祭神を分霊し、1992年に建立された神社です。御祭神は、国造り・縁結びで有名な大国主大神。大社造りの社殿は総檜造り。長さ16m、重さ6トンの大しめ縄は日本最大級です。
ギャラリーやレストラン、吹きガラス工房があり、境内の施設が充実しています。
三社を巡れる初詣バスツアーは、例えばこんなツアーがあります。
[新宿発]≪初詣/新春日帰りツアー≫高額当選が総額60億円以上!「酒列磯前神社」&神々しい絶景「大洗磯前神社」&縁結び「常陸国出雲大社」へ。開運トリプル初詣バスツアー
※2022年1月催行予定
2位 富士山本宮浅間大社
2位は、富士山本宮浅間大社です。
富士山本宮浅間大社は、富士山を噴火を鎮めるため浅間大神(あさまのおおかみ)、別称木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと)を祀ったことに始まり、富士山信仰の広まりや全国にある浅間神社の起源にもなっている神社です。世界文化遺産である富士山の構成遺産でもあります。
本宮の境内の広さは約1万7,000坪と広大。かつて徳川家康が関ヶ原の戦いに勝利した御礼として、社殿をはじめ30余棟を造営しました。本殿・拝殿・楼門などが現存しており、本殿は国指定重要文化財、拝殿・楼門は県指定文化財となっています。
富士山本宮浅間大社の初詣バスツアーの中には富士山頂に太陽が重なる「ダイヤモンド富士」やその富士山と太陽が湖面に映る「ダブルダイヤモンド富士」と呼ばれる絶景を拝めるツアーも!
[新宿発]≪新春・日帰りツアー≫本栖湖リゾートからの初日の出。激レア絶景ダブルダイヤモンド富士が見られるかも!初詣&温泉で初湯も楽しむ新春特別「絶景」ツアー
※2022年1月催行予定
3位 秩父三社(秩父神社、宝登山神社、三峯神社)
3位は、秩父神社、宝登山神社、三峯神社の秩父三社です。それぞれとても人気のある神社で、バスツアーでは一日に三社をまわる「秩父三社巡り」ができるツアーが多く開催されていますよ。
■秩父神社
およそ2100年の歴史をもつ、秩父地方の総社。知恵の神様といわれる「八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)」をはじめ、四柱の神様を祀っています。
現在の社殿は徳川家康が奉納したもので、左甚五郎作と伝えられている「子宝・子育ての虎」「つなぎの龍」「北辰の梟」「お元気三猿」の彫刻が見どころです。お元気三猿は「よく見て・よく聞いて・よく話す」三猿として親しまれています。有名な日光東照宮の「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿とはまた違った猿で、比べてみると面白いですね。
■宝登山神社
埼玉県秩父郡長瀞町にある秩父三社の一社で1900年の歴史をもつ古社です。宝登山の麓に本宮、山頂に奥宮が鎮座しています。御祭神は初代天皇である神武天皇こと神日本磐余彦尊(かんやまといわれひこのみこと)をはじめとした三柱の神様が祀られています。
火災盗難よけ・諸難よけの守護神としての御利益があり、年間100万もの参拝者が訪れます。山頂にある奥宮へは宝登山ロープウェイで行けます。
■三峯神社
標高1,100mの場所にある関東でも有数のパワースポットとして知られる神社。日本武尊(やまとたけるのみこと)が伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉册尊(いざなみのみこと)を祀ったことが始まりと伝えられています。
三峯神社の御利益は、家内安全、夫婦円満、安産・子授け、良縁成就、五穀豊穣など多岐にわたりますが、特に仕事運や勝負運、商売繁盛などに強いといわれています。
春日造りの本殿・権現造りの拝殿は、ともに極彩色の彫刻が施されています。境内には他に、珍しい形をした三ツ鳥居や縁結びにご利益があるえんむすびの木など見どころが多くあります。中でも、遥拝殿(ようはいでん)は雲海を望める絶景スポット。雲海発生率が約35%と、比較的高い確率で見られます。
秩父三社参りができる初詣バスツアーには、以下のようなツアーがあります。
<女性限定ひとりの贅沢>『宝登山神社・三峯神社・秩父神社 新春!パワースポット秩父三社初詣』<19名様以下/バス1人2席利用>【新宿 出発】
※2022年1月催行予定
秩父三社の詳しい情報はこちら
伊勢神宮や比叡山延暦寺へ行く初詣バスツアーも人気
全国各地で開催されるバスツアーの中では、三重県の伊勢神宮や京都府と滋賀県にまたがる比叡山延暦寺を参拝するツアーも人気です。
関東からは宿泊ツアーがあります。大阪や愛知からは日帰りツアーもあるので、大阪や愛知で旅行をして、初詣は日帰りツアーに参加するのもおすすめ。
伊勢神宮
三重県伊勢市に鎮座する伊勢神宮。江戸時代には“お伊勢まいり”ブームが沸き起こるなど、古くから日本人に親しまれてきました。日天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀る「内宮(ないくう)」と、豊受大御神(とようけのおおみかみ)を祀る「外宮(げくう)」の二社の正宮から成ります。ちなみに、内宮と外宮の距離は少し離れており、バスやタクシーなどで移動するのが一般的です。
伝統的な建築様式の社殿は海外の著名人をも魅了した様式美を堪能できます。また、神宮の宮域には、スギやヒノキなどの針葉樹とクスノキやサカキなどの広葉樹が混在し、さまざまな動植物が生息する豊かな森があります。壮大な自然の空気を感じられます。
内宮の鳥居前町「おはらい町」には多くの土産物屋や飲食店が並び、ショッピングや食べ歩きスポットとして人気です。
例えば、大阪発の初詣バスツアーには以下のようなツアーがあります。
『紅ズワイガニ・国産カキ・天ぷらなど約50種食べ放題 浜参宮から詣でる!正式順路の伊勢神宮参拝』【難波OCAT・天王寺出発】<40名様以下>
※2022年1月催行予定
「伊勢神宮」バスツアーを検索する
比叡山延暦寺・東塔
天台宗の総本山で788年に伝教大師最澄が小堂を建てたのが起源といわれています。比叡山内には150余りの堂塔が点在。ケーブルカーで中腹や山頂にアクセスします。見どころは東塔・西塔・横川の三つのエリア。中でも東塔は延暦寺発祥の地であり、本堂にあたる根本中堂があります。
また、比叡山は琵琶湖や京都の町並を一望できる景勝の地でもあります。国宝・重文も多数所蔵しており、1994年には世界文化遺産に登録されています。
例えば東京発の初詣バスツアーには、以下のような2泊3日のツアーがあります。
『年末年始 1室1名同旅行料金!近江で初詣!琵琶湖「初日の出クルーズ」と神の棲む島「竹生島」3日間』【新宿出発】<30名様以下>
※2022年1月催行予定
気になる神社仏閣はありましたか? ぜひ初詣や旅行の参考にしてみてください。
(バスとりっぷ編集部)