弘南バスは、1986年から弘前~東京(当時は品川発着)間の高速バス「ノクターン号」の運行を開始し、「夜行高速バスのパイオニア」と呼ばれた。また、3列シート、トイレ付き車両を使用する「ノクターン号」に対し、4列シート車両でお手軽な運賃の「パンダ号」を2005年に運行開始した。
青森、弘前、八戸などの発着地や座席グレードを変えて新路線を開業する度に、「ラ・フォーレ号(その後「津輕号」)」「スカイ号」「アップル号」「えんぶり号」といった路線ごとの愛称を設定していた。
今回の取り組みは、発着地と車両タイプの組み合わせが一通り揃ったことから、一番愛称が定着している「ノクターン号」と「パンダ号」のシリーズに、各路線の愛称を統一する。
これにより、後発参入の高速バス事業者との競争が激しくなっている中で、青森県に根を張り、また長い歴史の中で運行管理のノウハウが蓄積された、地元の老舗事業者ならではの信頼感を明確に示すことを目的とする。また、利用者がウェブや電話での予約時に、同一の座席グレード(同一予算)の便の中で複数便を比較しやすくなる、第一希望の便が満席時に次善の便を選びやすくなる、などの効果にも期待する。
ブランド統一を記念して、12月1日(木)~15日(木)出発便を対象に、割引キャンペーンを実施する。割引運賃は「ノクターン号」シリーズが5,000円(金土日祝は5,500円)、「パンダ号」シリーズが4,000円(金土日祝は4,500円)。
【弘南バス「愛称変更・キャンペーン」】の詳細
愛称変更
変更日:2022年12月1日(木)運行分から・青森・弘前~新宿・東京駅線「津輕号」の愛称を「ノクターン・ネオ号」に変更
・青森・弘前~上野線(昼行便)「スカイ号」の愛称を「パンダ号スカイ線」に変更
※五所川原・弘前~新宿・横浜線「ニューノクターン号」と合わせ、3列シート車使用便を「ノクターン号」シリーズに統一
※青森県各地~首都圏各地の、4列シート車使用便を「パンダ号」シリーズに統一
青森・弘前~上野線「パンダ号上野線」
五所川原・弘前~東京駅・新宿線「パンダ号東京新宿線」
青森・野辺地・七戸十和田・八戸~上野線「パンダ号八戸線」(季節運行)
首都圏路線 ブランド統一キャンペーン
キャンペーン期間:2022年12月1日(木)~12月15日(木)※日程の夜に発車する便が対象
運賃:
「ノクターン号」シリーズ(3列シート) おとな 5,000円(金土日祝は5,500円)
「パンダ号」シリーズ(4列シート) おとな4,000円(金土日祝は4,500円)
※子ども、身体障がい者は半額
予約
※愛称統一は2022年12月1日(木)運行分から青森⇒東京のバス便
東京⇒青森のバス便
ニュースソース
弘南バス(バスとりっぷ編集部)