「夜行バス比較なび」2018年GWの検索利用動向から、この時期に検索人気が上昇した観光地直行バスルートを、検索数が多い順にランキング形式でご紹介します。
どのルートにしても、電車に比べて圧倒的に便利で安い高速バス便があり、知っている人が高速バスをじょうずに使いこなしていることがよくわかります。大阪から、名古屋から、神戸から、東京から……。こんな便利な日帰り・弾丸観光スポットがあったなんて! 目からウロコのルートばかりです。
ではでは、さっそく1位から見ていきましょう。
1位:南紀白浜「アドベンチャーワールド・とれとれ市場」【難波(なんば)・大阪(梅田)発】
5頭のジャイアント・パンダが暮らす「アドベンチャーワールド」行きのバスが多く検索されています。
大阪駅発、なんばOCATを通って南紀白浜「アドベンチャーワールド」へ3時間で行ける高速バスなら、日帰り弾丸旅行もできます。電車と路線バスを乗り継いだ場合も同じ乗車時間ですが、乗換が3回あるうえ、高速バスの運賃が往復約5,000円なのにたいして電車はその倍ほど。
大阪~白浜は高速バスの移動が最強です。(「明光バス」「西日本JRバス」が運行しています)
同じバスが停車するもうひとつの観光地「とれとれ市場」着のバスも多く検索されています。
とれたてマグロなど、魚介好きにはたまらないスポットです。食事の後にアドベンチャーワールドへ行くか、それとも先に行ってしまうか。関西の各地から南紀白浜への観光は、何度も楽しめる日帰りレジャーがいっぱいです。
南紀白浜「アドベンチャーワールド」・「とれとれ市場」行きの高速バス・夜行バス
2位:昼神温泉【名古屋・名鉄バスセンター発】
「昼神温泉」は、名古屋名鉄バスセンターから片道2時間弱、往復4,350円で行ける観光地。高速バスなら、電車とバスを乗り継ぐよりも圧倒的に便利です。 名古屋からの日帰り旅行にピッタリなので、まさに知ってる人は知っているスポットですよ!
気軽に入れる日帰り温泉や足湯はもちろん、自転車や登山ウェア・グッズをレンタルできる「ACHI BASE」もあり、マイカーがなくてもたっぷり遊べます。 そんな観光地へ向かうバスが多数検索されていました。
「昼神温泉」行きの高速バス・夜行バス
3位:大塚国際美術館前【岸和田駅・なんばOCAT・JR神戸駅発】
徳島県鳴門市にある大塚国際美術館は、ほかにはない体験ができる人気の美術館です。収蔵作品は、原寸大で忠実に再現されたさまざまな時代の名画。1,000点以上も所蔵されています。
すべての作品が陶器に焼き付けられたレプリカなんて、こんな美術館ほかにはありませんよね。入館料は一般3,240円・大学生2,160円・小中高生540円とお高めですが、とても人気をはくしています。
高速バスは、岸和田駅→なんばOCAT→JR神戸駅の順に停車し、12時台に「大塚国際美術館前」へ到着。大阪から約3時間、神戸から約2時間で到着します。
高速バスからは鳴門海峡の景色も楽しめ、とてもお得感がありますよ! 大塚国際美術館への旅では、美しいものに触れる充実した時間が過ごせそうです。
鳴門には温泉があるなど見どころも多く、関西から出発できる人にとっては一泊旅行の計画を立てやすい観光地となっています。ぜひこの高速バスルートもチェックしてみてください。
「大塚国際美術館前」行きの高速バス・夜行バス
4位:佐久平駅【バスタ新宿・池袋・落合駅発】
池袋から片道3時間・運賃1,500円で行ける「佐久平駅」は、電車の在来線・小海線(別名:八ヶ岳高原線)に乗り換えられるとても便利な高速バス停車地。
新幹線もあるのですが、このルートでは格安の高速バスが根強く支持されています。GWには多くのイベントが開催され、帰省利用とあわせてよく検索されていました。
「佐久平駅」行きの高速バス・夜行バス
5位:池袋サンシャインシティ【名古屋・仙台・大阪発】
バスタ新宿と東京駅は年間を通して高速バスユーザーによく利用されていますが、GWは「池袋サンシャインシティ」に停車する便がよく検索されていました。
池袋サンシャインシティ周辺は、新宿や渋谷よりも少しゆったりとしていながら必要なものはなんでもそろう、とても行動しやすいエリア。
ここを拠点に遊んだり、ほかの場所へ移動したり、これからますます便利な乗降地として注目されそうです。
「池袋サンシャインシティ」行きの高速バス・夜行バス
いかがでしたか? どのルートも、高速バス旅のよいところがぎゅっとつまったプランばかりです。
ぜひ、夏のお出かけの参考にしてください。
(バスとりっぷ編集部)