これまで、大阪から蒜山高原への公共交通でのアクセスは、岡山駅まで新幹線などで移動し、その後鉄道またはバスで北上するなど、複数回乗り継いで移動する必要があったが、直通バスの運行開始により乗り換えることなく約3時間でアクセスできるようになる。
今回新設するバス停は、蒜山高原の玄関口である、米子自動車道の蒜山インターチェンジ近くの「道の駅 風の家」内に設置される。バス停には、既存路線の「大阪~米子・松江・出雲線」のうち1往復が経由し、大阪(WILLERバスターミナル大阪梅田)からの下り便の所要時間は3時間10分。
また、「蒜山高原」への乗り入れ開始記念と「森の芸術祭 晴れの国・岡山」の開催に合わせて、11月30日(土)までの期間限定・席数限定で、大阪~蒜山高原を大人片道3,000円で利用できるキャンペーンプラン「ひるぜん割」が販売される。
「森の芸術祭 晴れの国・岡山」について
9月28日(土)~11月24日(日)まで、蒜山高原エリアを含む岡山県北部12市町村(津山市、高梁市、新見市、真庭市、美作市、新庄村、鏡野町、勝央町、奈義町、西粟倉村、久米南町、美咲町)において、「森の芸術祭 晴れの国・岡山」が開催される。
岡山県北部は古くから「森」と共存しながら農業や林業を営んできた地域で、木質バイオマス発電などの「森」がもたらす豊かさをサステナブルにするためのさまざまな試みがなされている。「森の芸術祭」は、その「森」がもたらす「恵み」を芸術の力で未来に向けて活性化することを目的としている。
蒜山高原について
雄大な山々に囲まれた広大な高原リゾート「蒜山高原」は、夏は涼しく、避暑地としても人気があり、ハイキングやサイクリングなど、自然を満喫できるアクティビティも充実している。また、ジャージー牛の放牧地としても知られており、新鮮な牛乳やチーズ、ソフトクリームなどを味わうことができる。
2021年7月15日には、サステナブルの価値をより多くの人に知ってもらうための発信拠点施設「GREENable HIRUZEN(グリーナブルヒルゼン)」がオープンした。この施設は建築家の隈研吾氏が設計監修した施設で、東京・晴海で一度活用された木造の建物を移築したもので、新たな地域のアイコンとして注目を集めている。
【WILLER EXPRESS「大阪~蒜山高原の直行便」】の詳細
運行開始日
2024年9月1日(日)対象路線
大阪~蒜山高原ひるぜん割
予約方法:予約サイト「WILLER TRAVEL」で蒜山高原乗り入れ便を選択し、 プラン選択で「ひるぜん割」を選択料金:おとな片道3,000円
販売期間:売り切れ次第終了
対象期間:2024年9月1日(日)から2024年11月30日(土)出発便まで
※出発日の3か月前より予約可
※席数限定販売。他の割引との併用は不可
予約
大阪⇒蒜山高原のバス便蒜山高原⇒大阪のバス便
ニュースソース
WILLER(バスとりっぷ編集部)