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プレミアムワイドシートが広い! 名鉄バスの3列独立シート「青葉号」で名古屋・浜松~仙台を移動


ざっくり、こんな記事

  • ふかふかシート&前の座席下へ足先が伸ばせてゆったり!
  • 中央列にも専用の仕切りカーテンあり
  • 浜松から仙台へ、約620キロ8時間の旅


3列独立シート(トイレ付き)に乗車!

名鉄バスと宮城交通が共同運行する「青葉号」は、名古屋・浜松~仙台を結ぶ3列独立シートの高速バスです。2022年4月より浜松への乗り入れを開始しました。今回、乗車するのは名鉄バスの運行便。長距離移動時に嬉しいトイレ付き!

名鉄バス「青葉号」
名鉄バス「青葉号」

座席数は扉側のA列が10席、中央のB列が9席、C列が8席の計27席です。
C列はトイレがあるため2席少ないのですが、B列も1席分スペースがあります。これはトイレの隣にある5B席をなくすことで、A列側の方がトイレに出やすくするためだそうです。たしかにA列側だとB列をまたがなければトイレに行けないので、トイレ横が空いているとスムーズに移動できますね。

木目調の床をはじめ、シートや可動式枕、仕切りカーテンまで茶系で落ち着いた色調です。
車内の仕切りカーテンですが、車両の端列となるA列・C列はもちろん、中央席のB列にも専用カーテンがあるんです! 寝顔を見られることなく休めますね。

茶系で落ち着いた車内・向かって右側がA列
茶系で落ち着いた車内・向かって右側がA列

シート

 
シートは座面が広いプレミアムワイドシート。左右とも肘掛けの下までシートになっているので、あぐらもかけちゃいます。ヘッドレストには可動式枕がついています。

腰回りゆったりプレミアムワイドシート。足が伸ばせるレッグレスト付き
腰回りゆったりプレミアムワイドシート。足が伸ばせるレッグレスト付き
腰あてクッションとブランケットあり
腰あてクッションとブランケットあり

前の座席の下が空洞になっているので、フットレスト使用時にはそこへ足先を伸ばすことも可能。これは楽ちん、足元がさらに広くなります。靴を脱いでご使用くださいね。

フットレスト(矢印の先が空洞部分)
フットレスト(矢印の先が空洞部分)

周辺設備

 
USBポート、コンセント、ドリンクホルダーは座席周りに。
とはいえ青葉号は3列独立シートなので、車両の端列となるA列・C列と、中央席のB列では設置位置が少し異なります。B列の設置位置って気になりませんか?

まずUSBポートとコンセントですが、A列・C列は壁際に、B列はシートの右側下部にUSBポート、左側下部にコンセントがそれぞれ付いています。

A列・C列のUSBポート、コンセントは窓際に
A列・C列のUSBポート、コンセントは窓際に

B列のUSBポートはシート右側下部
B列のUSBポートはシート右側下部
B列のコンセントはシート左側下部
B列のコンセントはシート左側下部

そしてドリンクホルダーはA列・C列は窓際に、B列は前の座席の肘掛け下付近に付いています。
どの座席にも共通していますが、これなら前の座席がシートを倒しても影響を受けませんね。この心遣いが嬉しいっ。しかもシートはふっかふか!

なお、車内はフリーWi-Fiが利用できます。

A列・C列のドリンクホルダーは窓際に
A列・C列のドリンクホルダーは窓際に
B列のドリンクホルダーは前の座席の肘掛け下付近
B列のドリンクホルダーは前の座席の肘掛け下付近

フリーWi-Fiの設定方法はシートポケットに
フリーWi-Fiの設定方法はシートポケットに

トイレや消灯後も使用可能なLED式の読書灯、中央席の吊り棚については、こちらの記事に詳しく載っています。


定刻の23:15に浜松駅北口BTを出発! 浜松~仙台間の乗車記

浜松から仙台へ行く青葉号は、浜松駅北口バスターミナル(11番乗り場)から乗車します。

JR浜松駅から北口バスターミナルまでの行き方は、こちらの記事をどうぞ▼

バスは名鉄バスセンター(3階5番乗り場)→浜松駅北口バスターミナル(11番乗り場)の順に停車します。

浜松駅北口BT・11番乗り場
浜松駅北口BT・11番乗り場

浜松を出発した後は、東名高速道路、神奈川県の海老名JCTから圏央道、埼玉県の久喜白岡JCTから東北自動車道を経由して仙台へ。

出発後にはリクライニング使用時の注意事項やシートベルト着用など、車内での過ごし方についてアナウンスが入りました。それによると車内はトイレを含め禁煙で、トイレ使用時には内側から鍵をかけるようにと。鍵をかけないと明かりが点かない仕組みです。

また休憩場所は消灯前と起床後の計2カ所で、近づいたら案内してくれるとのこと。


途中休憩は遠州豊田PAと国見SA

 
青葉号の乗車時間は浜松から約8時間、名古屋からだと約10時間。その間の休憩場所は、どちらから乗っても2カ所です。なお、逆路線の仙台発の便も休憩場所は国見SAと遠州豊田PAの2カ所です。
※乗務員の交代や情報収集などのために、その他2カ所へ停車します

消灯前の休憩場所・静岡県の遠州豊田PAには、23:40頃に到着しました。

夜目にも分かりやすい青葉号の外観
夜目にも分かりやすい青葉号の外観
遠州豊田PA
遠州豊田PA

休憩時間は15分間。出発時間は車内前方にあるモニターに表示されるので、下車前に確認しておきましょう。遠州豊田PAを出発し、0:05頃に消灯となりました。

翌朝は、東北自動車道を走行中、福島県の国見SAに到着する5分ほど前の6:05に、起床のサインとなる車内灯が点きました。国見SAには6:10頃到着。ここでの休憩時間も15分です。

この間は一度も車内灯が点かずアナウンスも入らないので、ぐっすりと眠れました。

朝もやに包まれる国見SA
朝もやに包まれる国見SA
ズラリと並ぶ自動販売機
ズラリと並ぶ自動販売機

車内前方のモニター
車内前方のモニター


予定到着時刻の5分前に仙台(宮交仙台高速バスセンター)へ到着!

ここまで来たら仙台まではあと少し。7:05頃に客席と運転席との間の遮光カーテンが開き、外の景色を見られました。

仕切りカーテンは上部がメッシュ状
仕切りカーテンは上部がメッシュ状
広瀬通を宮交仙台高速バスセンターへ
広瀬通を宮交仙台高速バスセンターへ

そして予定到着時刻の5分前。7:15に無事、仙台の宮交仙台高速バスセンター40番乗り場へ到着。
下車前にはコンセントに充電コードが繋がっていないか、荷物棚の隅に忘れ物はないかどうかなどの注意が入りました。

2人のドライバーがトランクの預け入れ荷物を渡します
2人のドライバーがトランクの預け入れ荷物を渡します

バスセンターの待合室は朝6:50から営業開始なので、到着後の身支度ができますね。
ここからJR仙台駅までは徒歩約8分。最寄りコンビニ(ローソン)はバスセンターの隣です。立地的にも便利なバスセンターと言えましょう。

余談ですが、筆者は浜松までの帰路も青葉号に乗車しました。トイレ付き車両で3列独立シートっていいなあ。

名古屋・浜松~仙台間を寝ている間に移動する青葉号に乗って出掛けてみませんか?

青葉号のバス便


(麻生のりこ)

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