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赤ちゃんは生後何日から飛行機に乗れる? 赤ちゃん連れで飛行機に乗るときの注意点や快適に過ごすコツを紹介



飛行機赤ちゃん連れ.jpg




ざっくり、こんな記事



  • 赤ちゃんが飛行機に乗れるのはいつから?

  • 座席は通路側が便利

  • 利用したい赤ちゃん用サービスあれこれ








※エアアジア・ジャパンは2020年12月5日をもって事業廃止。全路線廃止となりました





赤ちゃんが飛行機に乗れるのはいつから?



赤ちゃんはいつから飛行機に乗れるのか調べてみました。はっきりと明記していないところもありましたが、ほとんどの航空会社が生後8日以上(出生日を含む)からの搭乗が可能です。



ジェットスターのように、生後3日から7日以内の新生児でも、医師の診断(メディカルクリアランス)を受けると搭乗可能な便もあります。



他、エアアジアは生後9日以上、春秋航空は生後15日以上にならないと搭乗できない規則となっています。






赤ちゃんの運賃は?



料金は大人の膝の上で座席を利用しない場合、JALやANAは2歳まで、LCCのピーチは1歳まで無料です。ジェットスター、エアアジア、春秋航空は座席を使用しなくても2歳までは幼児運賃が必要となります。



座席を使用する場合、JALやANAではこども運賃が設定されていますが、LCC(ピーチ、ジェットスター、エアアジア、春秋航空)では大人と同額となります。




■座席を使用しない場合

JAL・ANA:無料(2歳まで)

ピーチ:無料(1歳まで)

ジェットスター・エアアジア・春秋航空:幼児運賃(2歳まで)



■座席を使用する場合

JAL・ANA:こども運賃

LCC(ピーチ・ジェットスター・エアアジア・春秋航空):おとな運賃





赤ちゃん連れの場合は動きやすい通路側が便利



赤ちゃん.jpg



赤ちゃんを連れて飛行機を利用するときは、おむつ替えや授乳、ぐずったときなどにすぐに動けるよう通路側の座席を指定しておくと便利です。おむつ交換台は化粧室の中に設置されていることが多いので、化粧室が近い席を選んでおくと移動距離が短くなり安全ですよ。



また、赤ちゃんがいるといくつか座席に制約がでてきます。まず、安全上の理由で非常口近くの座席には座ることができません。他にも酸素マスクの個数制限のため、自分たち以外に幼児連れの人が同列にいた場合、その列に座ることはできません。もし、子どもを2人連れて飛行機に乗る場合は、前後の座席か、通路を挟んで座らせることになります。



JALやANAは航空券を予約完了後すぐに座席指定ができるようになるので、早めに指定しておくと良いですね。LCCを利用する場合も、有料となりますが座席は早めに指定しておいた方が、機内で動きやすい席が取れて便利ですし、家族がバラバラの席にならずに済みます。



LCCの中には、幼児用救命胴衣の数により搭乗できる幼児の人数が制限される場合もあるので、早めに予約するようにしましょう。



また、飛行機の中にはバシネット(赤ちゃん用簡易ベッド)を設置できる座席があります。長時間赤ちゃんを抱っこしているのは、体力的にも精神的にもかなりの負担。バシネットに赤ちゃんを寝かすことができると、心の余裕もうまれます。ただし、このバシネット可能な席は数が限られていますので、こちらも早めに予約するようにしましょう。



・赤ちゃん連れは通路側座席、化粧室が近い席がおすすめ

・非常口近くの座席は利用不可

・自分たち以外に幼児連れの人が同列にいた場合は、その列に座れない

・LCCの中には、搭乗できる幼児の人数に制限あり

・バシネット可能な席は数に制限あり





赤ちゃん用サービスが充実しているのは一般航空会社(LCC以外)



赤ちゃん用サービスについてまとめてみました。ほとんどの航空会社で赤ちゃん連れの乗客は優先的に搭乗させてもらえます。



JALやANAのベビーカー貸出サービスは(数に限りあり)、搭乗口まで無料でベビーカーが使用できて便利! ANAの羽田空港第2旅客ターミナル限定電動カートサービスは、楽なだけじゃなく、車好きの男の子に大人気ですよ。



ベビーカー.jpg



機内サービスは?



JALやANAでは、機内でミルク用のお湯が用意されていて、作ってもらうことも可能です。また、どちらの航空会社も紙オムツ(M・L)の用意があり、いざという時助かります。気圧の変化でいつも以上にうんちの回数が多くなったり、ゆるくなったりと、予想外に紙オムツの使用頻度があがったりするんですよね。



また、小さな子ども向けにオモチャのプレゼントもあります。たとえ眠っていて使わなかったとしても、旅の良い記念になりますよね。JALは他にも赤ちゃん専用毛布の貸出や100%アップルジュースが用意されています。バシネットやチャイルドシートの無料貸し出しもあり、大きな荷物を持って歩かなくても済むのは本当に嬉しい。赤ちゃん連れの旅では、いかに荷物を減らすかが一番大事ですよね。



エアドゥではミルクのお湯、紙オムツ(M)の予備の用意が、スカイマークではミルクを作ってくれるだけでなく授乳用のカーテンがついた座席もあります。これは画期的!





JAL・ANA

・ベビーカー貸出あり(数に制限あり)

・ミルクを作ってくれる

・紙オムツ(M・L)の用意あり

・おもちゃのプレゼント

・JALは赤ちゃん用の毛布、100%アップルジュースの用意あり



エアドゥ:ミルクを作ってくれる、紙オムツ(M)

スカイマーク:ミルクを作ってくれる、授乳用のカーテンあり






LCCに赤ちゃん用サービスはある?



LCCも調べてみました。ピーチではチャイルドシート、バシネット(ベビーベッド)の使用はOKですが、貸出は行なっていません。機内持込は無料で可能です。ジェットスターではバシネットは使用不可です。



化粧室内にオムツ交換台はありますが、紙オムツの予備などは用意されていません。ミルクやお湯、オモチャなども自分たちで持参することになります。ここで気をつけなければいけないのが、LCCは機内持込荷物の重量に厳しいこと! 紙オムツ、お尻ふき、ミルク、お湯、着替え、オモチャ、そして意外と見落としがちなのが自分の着替え!



ミルクの吐き戻しや、ゆるゆるウンチで自分の服が汚れることも多々あるんです。これだけ用意すると、結構な重さになってしまいます。重量オーバーには特に気を付けるようにしてください。




まとめ



赤ちゃんを連れて飛行機に乗るとき、できたらサービスが充実してる航空会社を選びましょう。赤ちゃん連れの旅は予期せぬ出来事が起こることが多く、サポート体制がしっかりしていると大人の負担がぐんと減ります! 筆者が旅行した時もCAのみなさんにとても助けられました。



お母さんが不安だと赤ちゃんにも伝わります。少なくても0歳児を連れての旅行には料金よりもサービス重視で選ぶことをオススメします。


(さとちん)


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