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「キングオブ深夜バス」の名付け親・水曜どうでしょう、聖地「平岸高台公園」はもうTVでお目にかかれない?!






「水曜どうでしょう」と夜行バスの歴史



高速バス・夜行バスにスポットが当たった番組と言えば、「水曜どうでしょう」を真っ先に思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。



「高速バス・路線バス」でイメージする芸能人は?(バスとりっぷ調べ)

出典:https://www.bushikaku.net/article/32585/「高速バス・路線バス」でイメージする芸能人は?(バスとりっぷ調べ)



「水曜どうでしょう」における1企画であった「サイコロの旅」。



6つのサイコロの目それぞれの移動手段と行き先をディレクターが前もって割り当て、出演者である大泉洋または鈴井貴之(ミスター)が、明治サイコロキャラメルのサイコロを振り、出た目によって次の行き先を決定。最終的にゴールの札幌を目指すという企画でした。



その移動手段の選択肢としてたびたび登場したのが夜行バス。



番組内で何度も乗車することになり、恐れ崇めて名付けられた「キングオブ深夜バス」の名は、現在も新宿~博多間を約14時間かけて結ぶ夜行バス「はかた号」(現在は豪華バス化している)の代名詞となっているほか、オレンジライナー、レッツ号(既に廃止)、はりまや号(既に廃止)キャメル号…など、この番組を契機に様々な高速バス便名があることを知った方も、多いのではないでしょうか。






「水曜どうでしょう」の聖地がTVから消える?!



平岸高台公園の"あの構図"

平岸高台公園の"あの構図"



「水曜どうでしょう」の企画は基本的にVTR放送ですが、その前後に今週の見どころ・来週の見どころを紹介する「前枠・後枠」が挿入されています。



その主なロケ地と言えば「平岸高台公園」。



水曜どうでしょうの聖地と言えるその場所が、今後TVでお目にかかりにくくなるのではないかと危惧されています。








「水曜どうでしょう」は、北海道テレビ放送(HTB)の制作。



そして平岸高台公園の画像の奥に見える建物や電波塔は、HTB社屋。



つまり前枠・後枠は、テレビ局の近場で、移動距離的に気軽に撮影することができていたのです。











そのため同じくHTB制作で約15年続く人気番組「おにぎりあたためますか」など、HTB制作の番組では平岸高台公園を見かける機会がありました。



しかしHTBは、現社屋での業務は2018年9月14日(金)午後5時で終了。



開局50周年を機に、大通公園近くのビルに本社を移転します。



HTB北海道テレビ プレスリリース「開局50周年を機に本社を移転 新社屋での業務開始は9月18日」






▼平岸高台公園から新社屋までの移動距離






道民の距離間隔からすれば近場の範疇かもしれませんが、現社屋のその後の用途が発表されていない現状では、今後も「聖地」がTVでお目にかかれるかは不透明な状況です。














現社屋での玄関ロビー見学及びグッズ販売も、2018年9月14日(金)午後5時に終了予定。



観光名所化もしていたHTBの現社屋と共に平岸高台公園を訪れるなら、今年の夏がラストチャンスです。



HTB - HTBにお越しになるみなさまへ






2018年中には新作が放送されると言われている「水曜どうでしょう」。その前枠・後枠はどこで撮影されたものになるのでしょうか?





(バスとりっぷ編集部)


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