ざっくり、こんな記事
- 遠くからもパッと目立つ! おしゃれな「MEXカラー」のボディ
- 移動中も安心&快適! トイレ・充電設備付きの4列シート
- 約4時間のドライブもあっという間? 2回の休憩で気分転換も
福島交通「あぶくま号」とは?
福島~東京をダイレクトに結び、多くのビジネス客や旅行者に愛されている高速バス「あぶくま号」。ジェイアールバス東北との共同運行ですが、今回私が乗車したのは、福島県民の足としておなじみの「福島交通」の担当便です。

あぶくま号の最大の魅力は、なんといっても新幹線を圧倒するコスパのよさ! 新幹線で郡山から東京まで移動すると、自由席でも7,920円かかりますが、あぶくま号なら郡山から新宿まで最安値2,800円からという驚きのプライスです。
※2026年6月調べ
気になる所要時間は4時間ちょっと。新幹線よりは時間がかかりますが、乗り換えなしで福島~池袋・新宿を移動できるのがバス旅の大きなメリットです。
「でも、約4時間のバス旅は少し身構えてしまう」という人も安心してください! 4列シートの車内はトイレ、充電設備、フリーWi-Fi付きで、移動時間は自分だけのリラックスタイムに。
スマホのバッテリーも自分のエネルギーもフル充電された頃に目的地に到着です。
福島交通「あぶくま号」
※特にリンク先ページの記載のない場合、リンクからは高速バス比較サイト「バス比較なび」にて、詳しい停留所と料金が確認できます
※共同運行会社のバス便も含みます
新宿⇒郡山・福島
福島・郡山⇒新宿
4列シートの「あぶくま号」車両設備とサービス
それでは、「あぶくま号」の車両について詳しく紹介していきます。
福島交通の伝統的なボディカラーは、アイボリーのベースに赤と青のラインですが、あぶくま号は、遠くからでもパッと目を引く、シャンパンゴールドのボディに鮮やかなオレンジ色のスタイリッシュな外観。最近、東北地方を走る高速バスでよく見かける「MEXカラー」です。

実は福島交通は、岩手県北バスなどと共に公共交通の活性化を担う「みちのりホールディングス」のグループ企業。現在、グループの高速バスブランドを「MEX(みちのりエクスプレス)」に統一する戦略が進められており、あぶくま号でもこのおしゃれなMEXカラーの車体が主流になっています。
車内は通路を挟んで左右に二人掛けシートが並ぶ4列シート。座席は縦に11列配置されていますが、乗車口側の後方にはトイレが設置されているため、そちら側は縦9列分となっていて、最大40人が乗車できるレイアウトです。


シートまわりは非常にシンプル。目の前にはドリンクホルダーと、ちょっとした小物を掛けられるフック、そして網ポケットが備わっています。


シートの横にはリクライニングのスイッチと、移動中の大本命である充電用のコンセントがしっかり完備されていました。フリーWi-Fiも利用可能。メールアドレスかSNSで登録するだけで、簡単にインターネットが使用可能となります。


このコンセントは前面を90度回転させることでプラグが差し込めるようになる仕組みで、うっかり抜けてしまう心配もありません。

シート頭上には空調設備と読書灯。さらに、その上は荷物置き棚となっています。


足元は前のシートの下にほどよい隙間があるため、足をしっかりと伸ばして座ることができました。座席間のアームレストは上に跳ね上がるので、通路への出入りも驚くほど楽ちんです。


長距離移動の強い味方である水洗式のトイレは、室内に手すりも設置されているので、しっかりつかまることができて安全です。一見すると室内は狭いと感じるかもしれませんが、バスが走行中に万が一揺れたとしても、この狭さならかえって体が壁に支えられるので、転ぶことはないでしょう。

シンプルながら、移動時間を心地よく過ごすための工夫が詰まった快適な車内です。
郡山からバスタ新宿へ! 乗車レポート

実際に乗車したときのレポートです。
今回は郡山駅始発の「あぶくま14号」に乗車して、終点のバスタ新宿まで移動しました。乗り場は郡山駅西口バスターミナル4番で、ここからは各地への高速バスが数分おきに発着しています。地面に行き先が書かれているので、そこに並んで待つシステムです。


出発は12:25ですが、なかなかバスが到着しません。12:22を過ぎて、バスがロータリーに入ってきました。ちゃんと時刻表にも時間が書いてありますが心配性なもので…。思い返してみると、他の行き先のバスも出発時間間際に到着していました。ドーンと構えて待ちましょう。

スマホでWeb乗車券を提示して車内へと乗り込みます。
バスは12:25に定刻通り出発し、12:55に須賀川営業所で数名の乗客を乗せてから、須賀川ICより東北自動車道へと入りました。


その後も13:12に矢吹泉崎バスストップ、13:22に西郷バスストップへとそれぞれ乗車のために停車し、西郷からは2名のお客さんが乗車してきました。


全員が揃ったところで一路東京へと向かうのですが、まずは1回目の休憩として13:32から13:47まで、那須高原サービスエリア(栃木県那須町)に15分間停車しました。そこでお土産売り場に売っていた可愛い赤べこのシールを見つけ、思わず衝動買い。


その後、再び東北自動車道を走り、15:05から15:20まで羽生パーキングエリア(埼玉県羽生市)で2回目の15分間休憩をとりました。

この日は東北自動車道も首都高も渋滞がまったくなく、運行は非常にスムーズでした。最初の都内停車地である王子駅は降車する方がいなかったため、そのまま通過。次の池袋駅には16:17ごろに到着して、ここでは結構な人数の方が降りていかれました。

そして、終点のバスタ新宿には16:40に到着。当初の予定では16:47着となっていたので、スケジュールよりも7分ほど早い、とても快適なバス旅となりました。
郡山と新宿をダイレクトに結んでくれる「あぶくま号」は、福島~東京間の移動において非常に心強い選択肢だと実感しました。新幹線とは一味違う、サービスエリアでのプチ誘惑も味わえるバスの旅を、ぜひ皆さんも体験してみてください。
福島交通「あぶくま号」
※特にリンク先ページの記載のない場合、リンクからは高速バス比較サイト「バス比較なび」にて、詳しい停留所と料金が確認できます
※共同運行会社のバス便も含みます
新宿⇒郡山・福島
福島・郡山⇒新宿
※取材協力/福島交通
(さとちん)
