高速バス運賃の支払いシステム
高速バスを利用する際、ネット予約などで事前決済をする場合は、予約サイトが取り扱う支払い方法で決済すればOKです。しかし予約不要の高速バスは、乗降時に運行会社が取り扱う支払い方法で運賃を支払います(もしくは切符を購入)。その中で、共同運行している路線では、運行会社によって支払い方法が異なることもあるのです。
「同じ路線なら支払い方法も同じにしたほうが、スムーズでは?」と思ってしまいますが、そうできない理由とは?
共同運行路線で支払い方法が異なる理由
共同運行である以上、運賃の支払い方法はなるべく共通化している方がありがたいですが、システム機器の導入に多額の投資が必要な場合は、運行会社によって対応が難しいケースが出てきます。
例えば、車両の運賃箱の改修と営業所(車庫)など地上側のシステム整備の両方が必要な場合、その会社が運行する路線バスで対応済みであれば、高速バスに追加対応するのは比較的コストがかかりません。しかし高速バスのみに対応する場合、地上側のシステムを新たに整備する必要があり、どうしても割高になってしまいます。
他にも、地域の路線バスにその地方独自のICカードを導入済みの会社では全国共通の交通系ICカード(PASMO、Suicaなど)を使えない、という例があります。
さまざまな事情で、支払い方法の共通化が難しい路線もあるようですね。
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