バス旅の魅力を“音”で感じる番組「バス旅スト」。“バス旅スト”とは、普段住み慣れた街から遠く離れたあの場所へ、バスに揺られて自由気ままな旅をする人のことです。
12月2日(日)のオンエアでは、JRバス関東とJR東海バスが共同運行する「中央ライナーなごや号」で行く、東京の旅をお届けします。
夢が実現! “蛇口から出るミカンジュース”
名古屋駅から中央自動車道を通って、東京駅の日本橋口へ向かう「中央ライナーなごや号」。今回のバス旅ストは、途中の中津川インターという高速道路のインターチェンジに併設されたバス停から乗車しました。
バスは東京駅日本橋口に到着。降車したら、東京駅丸の内南口前にある「KITTE(キッテ)」を訪れましょう。
戦前に建てられたこの建物は、元は東京中央郵便局の庁舎でした。そのため、葉書に貼る“切手”と“来てね”という想い、その2つの言葉に由来し、「KITTE」という名前がつけられたのです。
再開発によって高層ビルに建て替えるべきという意見も出たそうですが、街並みの保存・復元として、こうして低階層の一部が残されることに。そのため、後ろに超高層ビルがそびえ立っています。
KITTEの2階でにぎわいを見せているのが、愛媛のアンテナショップ、その名も「シン・エヒメ」。愛媛の知られていないすばらしい技術やセンスをすくいあげ、物語のあるモノ・ヒト・コトの魅力を発信する拠点になっています。
お土産におすすめなのが、ふかふかで柔らかい「今治タオル」。冬のプレゼントとして「スノースティッチ」という雪の結晶をイメージしたタオルはいかがでしょうか。肌触りが柔らかく、少し厚みがあるため温かく冬場も使えるタオルで、色がグレー、ブルー、ピンクの3色展開になっています。
そして「シン・エヒメ」では「ミカンジュースの出る蛇口」も大人気。愛媛には「愛媛では蛇口からミカンジュースが出る」という都市伝説がありますが、その噂が現実になりました。酸味が強い「甘夏」、さっぱりした「河内晩柑」、飲みやすく子どもに人気の「温州ミカン」の3種類から選べるほか、3種飲み比べセットもあります。飲み比べのカップも愛媛県の伝統工芸品である砥部焼の器が使われており、素敵です。
他にも砥部焼き、柑橘果物の加工品などを販売しており、綺麗な水の恵みを受けた愛媛の魅力が、この場所には詰まっています。
こうしたアンテナショップが、東京丸の内だけでなく、有楽町や銀座にはたくさん集まっていますので、ぜひハシゴしてみてはいかがでしょうか。
ロマンティックな夜景を見ながらフランス料理を堪能
次に向かったのは、通称「丸ビル」の36階にあるフレンチグリル&バー「BREEZ OF TOKYO」。東京・丸の内の大パノラマを楽しみながら、最先端のフレンチグリルをワインやクラフトカクテル、クラフトビールと共にいただけます。シェフが厳選した四季折々、旬の食材をこだわりの火入れでグリルし、食材の旨味を最大限に引き出したお料理が人気です。
席によっては東京タワーも見えます。高層ビルの群れが光の輪郭で作り出すロマンティックな光景を見ながら、素敵なクリスマスを過ごしてくださいね。
「バス旅スト presented by ウェルネット」番組概要
放送局:TOKYO FMをはじめとするJFN系列全国38局ネット
出演者: 日本大学芸術学部放送学科教授・森中慎也、奥沢菜穂子ほか
TOKYO FM バス旅スト
(バスとりっぷ編集部)