サッカーと声優さんを愛する推し活民
最近よく聞く「推し活」とは、人におすすめしたくなるほどお気に入りの人・物を応援する活動のこと。実際に推し活をしている方はどのように高速バスを利用しているのか、都内で働く20代のFさんに聞いてみました!
まずは、簡単プロフィールをご紹介。

地元新潟の「アルビレックス新潟」というサッカークラブと、声優の熊谷健太郎さんと笠間淳さんを応援しています。
推し活を始めたきっかけは?
サッカーはスタジアムに連れて行ってもらったのを機に、ホームゲームへ通い始めました。近年は関東に引っ越したことで「ホームゲーム(新潟)に行くことが遠征」になっています。
声優さん御二方は、好きになったソーシャルゲームのキャラクターをきっかけに知って、次第にゲームとは関係のない朗読やトークのイベントにも行くようになりました。
高速バスは年間どのくらい利用する?
2022年はサッカークラブの昇格が掛かっていて自分の目で見たかったこともあり、12回利用しました。
よく利用するバス会社・路線は?
WILLERさんをよく利用します。
路線の網羅性があり運行本数も多く、設備が「どの路線に乗ってもシートの品質が変わらない」というイメージがついているからかもしれません。
前述のサッカー応援と地元新潟への帰省をするために乗る際は、東京~新潟間の高速バスをよく利用しています。
推し活民に聞いた高速バス遠征でこだわっている5つのこと

日頃高速バスを利用する機会が多い推し活民のFさんに、高速バス遠征時にこだわっていることや注意点を聞いてみました!
その1 座席指定ができれば「通路側席」を確保
高速バスの予約サイトには、予約時に座席指定ができるサイトがあります。座席はざっくり通路側と窓側に分かれていて、外の景色を眺めることが少ない夜行バスであっても、窓側席は人気の傾向です。
Fさんも窓側席が好きなようですが、最近は通路側席を優先して選ぶとのこと。理由は窓側席だと前席のリクライニングが倒れていたり、隣席の方がぐっすり眠っていると移動しづらいから。
通路側席だと、気軽に休憩時間も席を立てるのがメリットです。
座席指定できる高速バス
バス比較なびでは座席指定ができる高速バスを「検索条件」から選んで絞り込めます。
以下のリンク先のページでは必要に応じて「逆区間」のボタンをご利用ください。
予約サイト別の座席指定の方法は、以下をご覧ください。
その2 時期によってはテーマパーク行きの便は避ける
高速バスの中には、ディズニーリゾートやUSJなどのテーマパークに直行できる便も運行しています。長期休みに入ると、テーマパーク行きの高速バスには学生さんなど多くの方が乗車します。
そんな時期には、ごく稀にですがワクワクを抑えられずにおしゃべりをしてしまう乗客の姿も。翌日元気に活動するために、消灯後は静かにするのが夜行バスの鉄則!
推し活前後をゆっくり過ごしたいFさんは、時期によっては念のためテーマパーク行きの便を避けることもあるそうです。
その3 充電設備は事前にチェック
遠征先でスマホをよく利用するFさんは、充電設備付きの高速バスを選びます。充電設備の差し込み口は、USBポートかコンセントかのどちらかです。
Fさんは乗車前にどちらのタイプかをチェックするか、どちらにも対応できるようにACアダプターとUSBケーブルを両方持っていくそうです。
充電設備付きの高速バス
バス比較なびでは充電設備付きの高速バスを「検索条件」から選んで絞り込めます。
以下のリンク先のページでは必要に応じて「逆区間」のボタンをご利用ください。
その4 車内持ち込みグッズは最小限に!
高速バス遠征で持っていくグッズを見せていただきました!

バス乗車時、貴重品を肌身離さず持っておくために活用
(2)モバイルバッテリー
(3)ACアダプター・USBケーブル
スマホの充電グッズは必須
(4)ペットボトルホルダー・カラビナ(金属製のリング)
カラビナは荷物をまとめられ、座席の取っ手にひっかければ防犯対策にもなっておすすめ
(5)ホットアイマスク
眠る前にホッとくつろげるアイマスクで快適度UP
ちなみにFさんの場合、ネックピローなどはかさばるので車内に持ち込まない派。
その5 SA・PA休憩ではバスの特徴は覚える
休憩時間に自分が乗車していたバスが、どこにあるのかわからなくなるのは高速バスあるあるでは?
高速バス遠征に慣れているFさんでも、大きなサービスエリアだと迷子になることがあるそう。似たり寄ったりのバスが多く、同じバス会社が2台で運行していることもあり、さらにややこしい…。
バスから離れる際はバスの特徴を覚え、バス便の番号を必死に探すそうです。
対策のヒントに以下の記事もご覧ください。
初めての高速バス遠征は無難な価格帯のバスを選ぼう
推し活民のFさんによると、確実に体力を使うライブは翌日のスケジュールを加味して、快適な高速バスを利用するのがおすすめ。特に初めて高速バス遠征をする方は、快適さを優先して無難な価格帯のバスを選ぶのがポイントです。
また初めて行く遠征先は、乗車前や降車後のスケジュールに余裕を持って向かいましょう!
高速バスを利用して、推し活を思いっきり楽しんでくださいね。
(バスとりっぷ編集部)