アミー号とは
「アミー号」は、関東~関西や関東~新潟などを結ぶ夜行高速バスです。関東~関西便では、東京駅やバスタ新宿~大阪をはじめとした関西方面をつなぐ便が運行されています。
今回は、そんな関東~関西便の「701・702便」「703・704便」「731・732便」をご紹介します。便によって発着地だけでなく、運行会社やシートタイプも異なりますが、いずれも4列シートで、車内にトイレはありません。
それぞれ実際に乗車し、車内の様子を比較してみました。
701・702便/731・732便

701・702便は、海浜幕張・東京駅・バスタ新宿~南草津・京都・梅田・USJを結ぶ便。731・732便は、東京駅・バスタ新宿・横浜~南草津・京都・梅田を結びます。いずれも武井観光が運行する4列シートのバスです。
車内は、4列シートが縦に10列、合計40席が配置されています。座席は乗降口側から「A・B|通路|C・D」という並び。ヘッドレストに書かれた座席番号がわかりやすかったです。

そして、この車両で目を引くのが、2人掛けシートの間に設けられた「セパレートカーテン」。4列シートでは隣の人との距離が気になることもありますが、このカーテンを閉めれば視線を遮ることができ、プライベート感のある空間に。
赤と青のカーテンを交互に配色し、前後の席を間違えにくいよう配慮されています。レースをあしらったシートもオシャレ。

ヘッドレストは上下に動く可動式で、頭の位置に合わせて調整できるため首まわりも快適。体にしっかりフィットするシートは深くまでリクライニングでき、レッグレストを使えば足を伸ばしてゆったり休めます。


シート横には充電用のUSBポートを設置。座席前面にはドリンクホルダーと網ポケット、小物を掛けられるフックもあります。コンビニなどで購入した袋を掛けておけるので、ちょっとした荷物の置き場にも困りません。足元にはフットレストを装備。


頭上には、個別に調整できる空調と読書灯を設置。その上には荷物棚も用意されています。


窓には遮光カーテンが備えられていて、壁面のホックでしっかり固定できます。街灯や対向車のヘッドライトなど、外から入ってくる光をしっかり遮ってくれるので、消灯後の車内はかなり暗くなります。窓の遮光カーテンに加えて、座席間のセパレートカーテンも閉めれば、4列シートとは思えないほどプライベート感のある空間に。

なお、701便・702便は、合皮シートを採用した豪華な車両がメインで運行しています。(※車両繰りなどにより変更になる場合があります)

こちらは4列×10列(最後列中央席なし。全38席)のゆったりとした座席配置になっています。最後列も前列と同じ角度のリクライニングが可能で、フットレスト・充電設備(最前列含む)もあります。

703・704便

703・704便は、海浜幕張・東京駅・バスタ新宿~京都(704便のみ)・梅田・神戸・篠山口を結ぶ便で、山一サービスが運行する4列シートのバスが使用されています。

車内は2人掛けが並ぶ4列シート仕様で、縦に10列。最後は5席なので全41席です。


前席の背面には、網ポケットやドリンクホルダー、小物を掛けられるフックがまとまっています。足元にはうれしいフットレストつき。


リクライニングの調整レバーは、操作しやすいシート横に配置されています。


リクライニング角度が適度で後部座席の人にも配慮されているため、夜間のトイレ休憩などで席を立つ際もスムーズに通路へ出られます。


頭上には読書灯と空調の吹き出し口。さらにその上は荷物が置ける棚です。


まとめ
同じ「アミー号」でも、便によって車両やシートの仕様が異なることがわかりました。4列シートという点は共通していますが、座席のつくりや車内の雰囲気など、それぞれに違いがあります。
夜行バスは、同じ路線でもどの便を選ぶかで乗り心地が変わるもの。料金や出発時間だけでなく、車両やシートのタイプもチェックして、自分に合った便を選びたいですね。
今回の記事が、アミー号を利用する際の参考になればうれしいです。
※取材協力/アミイファクト
(さとちん)
