国内線飛行機内のエンタメコンテンツとは?
飛行機の搭乗中、機内で受けられるサービスはさまざま。主には無料ドリンクや機内販売、機内誌の閲覧や、毛布の貸し出しサービスなどがありますね。更にグレードの高い座席だとアメニティや食事のサービスがつくことも。
そして、忘れちゃいけないのが機内エンターテイメントサービス! これはオーディオサービスや機内スクリーンによるビデオコンテンツ、Wi-Fiを通じて手持ちのスマホやタブレット・ノートパソコンで楽しめる様々なコンテンツのこと。
航空会社によって特色が全く異なり、会社による独自コンテンツが多いのが特徴です。
飛行機国内線の機内エンタメコンテンツ
国内線で機内エンタメコンテンツがある航空会社は、現在5社。ANA、JAL、ソラシドエア、IBEXエアラインズ、AIRDOでそれぞれ独自コンテンツが用意されていますよ。コンテンツの利用料金はすべて無料。
用意されているコンテンツは? 限定のオリジナル番組があるのはどこ? 雑誌や音楽の種類は?
会社ごとに全く違うコンテンツの特色を、下記にまとめました!(ただし、同じ航空会社でも搭乗する便によって内容が異なる場合があります)
【ANA】
・スマートフォン、タブレット、PCなどWi-Fi対応端末でのコンテンツ視聴:〇
・ビデオ:〇
・オーディオ:〇
・電子書籍:〇
ANAの機内で利用できるのは「ANA Wi-Fi Service」です。楽しめるプログラムは、ビデオ・オーディオ・電子書籍と豊富。それぞれのコンテンツの種類も多く、特に電子書籍では雑誌、観光誌、コミック、絵本とバリエーション豊かです。更にANA SKY LIVE TVでは、最新ニュース、スポーツ中継などをリアルタイムで楽しむことも!
また、「ANA Wi-Fi Service」はインターネットも利用OK。機内プログラムだけでなく、好きなサイトを閲覧したり、メールやSNSなどを楽しむこともできるのです(動画視聴は利用不可)。
【JAL】
・スマートフォン、タブレット、PCなどWi-Fi対応端末でのコンテンツ視聴:〇
・ビデオ:〇
・オーディオ:〇
・電子書籍:×
JALの機内で楽しめるのはビデオとオーディオのプログラム。ビデオプログラムは国内外のドラマや、バラエティ・スポーツ・アニメ・音楽・ビジネスなどバリエーション豊か。もちろん地域の情報番組も豊富です。Wi-Fiで楽しめるプログラムとは別に、機内前方スクリーンでも専用番組を視聴できますよ。
また、JALはWi-Fiでインターネット利用OK。機内プログラムだけでなく、好きなサイトの閲覧や、メールやSNSなども楽しめます(動画視聴は利用不可)。
【ソラシドエア】
・スマートフォン、タブレット、PCなどWi-Fi対応端末でのコンテンツ視聴:〇
※インターネット利用はできない
・ビデオ:〇
・オーディオ:〇
・電子書籍:〇
ソラシドエアの機内コンテンツは「ソラタイム」。ビデオ・音楽・雑誌を楽しめますよ。”笑顔広がる心地よい空の旅”をコンセプトとするコンテンツは、大人から子どもまで楽しめるものが多いのが特徴。
ビデオはソラシドエア特選の地域情報番組のほか、アニメやドラマやバラエティ、お笑いなど。雑誌はグルメ・レジャー・スポーツ系などを楽しめます。音楽はヒーリング音楽が充実。リラックスモードに最適です!
【IBEXエアラインズ】
・スマートフォン、タブレット、PCなどWi-Fi対応端末でのコンテンツ視聴:〇
※インターネット利用はできない
・ビデオ:〇
・オーディオ:×
・電子書籍:〇
IBEXエアラインズの機内コンテンツは「IBEX SKY ENTERTAINMENT(アイベックス スカイエンターテイメント)」。ビデオ・雑誌のコンテンツが見放題となるサービスです。
ビデオプログラムは東北の情報を中心に、グルメや温泉など地域情報をドラマ・ドキュメンタリー形式で楽しめる番組がたくさん。IBEXエアラインズCAが紹介するオリジナルの旅番組もありますよ。
【AIRDO】
・スマートフォン、タブレット、PCなどWi-Fi対応端末でのコンテンツ視聴:×
・ビデオ:×
・オーディオ:〇
・電子書籍:×
「北海道の翼」として快適な空の旅を提供するエアドゥ。機内では、北海道出身アーティストやタレントによる音楽プログラムや観光情報を楽しめます。機材はオーディオのみ。AIRDO特別オーディオ番組やAIRDO寄席、北海道アーティストによる最新ナンバーセレクションなどが用意されています。
ボーディングミュージックは北海道出身のピアニスト・大塚賢太郎氏の「明日という未来のために・・」。機内BGMで流れています。
お好みのコンテンツは見つかりましたでしょうか?
どこの機内コンテンツも、1回の搭乗ではとても楽しみきることはできない量。内容もずっと同じではなく、毎月更新されていきます。
どうぞ機内コンテンツを目いっぱい楽しんで、旅を充実させてくださいね!
(陽月よつか)