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青森から東京へ南部バスの新型車両「MEX青森」で移動! 12時間のバス旅の快適度や車内設備をレポート








待ち時間を快適に過ごせる青森港フェリーターミナル



今回乗車する「MEX青森」の出発地は、青森駅ではなく青森港フェリーターミナル。途中で青森駅も経由するものの、ぼくはこのフェリーターミナルから乗車しました。





ここにはフェリーと高速バス乗車前の待機施設があり、これがなかなか綺麗で過ごしやすい場所です。






夕方、雪の降る青森フェリーターミナル

夕方、雪の降る青森フェリーターミナル



建物は3階建てで、フードコートやフリーWi-Fiが使えるラウンジスペースなどのある、広くて綺麗な場所。



バスの出発時間まで2時間ほどあったけど、それぐらいの時間を潰すには全然困りませんでした。軽くごはんを食べたりラウンジのテーブルでパソコンを使ったりして過ごします。







テレビのあるラウンジスペース

テレビのあるラウンジスペース

Wi-Fiやコンセントも利用できるテーブル

Wi-Fiやコンセントも利用できるテーブル



2Fのフードコートで夜ごはん。「そう、ラーメンはこういうのでいいんだよ」っていう感じのシンプルなラーメン

2Fのフードコートで夜ごはん。「そう、ラーメンはこういうのでいいんだよ」っていう感じのシンプルなラーメン






運行開始したばかりでピカピカの「MEX」車内



出発時間18:55の5分ほど前になり、建物を出てすぐのところにあるバス乗り場に行くと、すでにバスが停車していました。

早速受付を済ませて乗車します。やっぱりこのフェリーターミナルから乗車する人は少ないようで、ぼく以外に1人だけでした。






建物のすぐ下にある乗り場から「MEX」に乗車

建物のすぐ下にある乗り場から「MEX」に乗車






4列シート&3列独立シートの混在車両



   

「MEX青森」は、2019年1月1日に運行を開始したばかりの車両ということもあって、車内はかなり綺麗。シートにも床にも漂う新品感。



シートは、前方半分ほどが4列で、後方が3列独立シートの混在車両になっています。3列独立シートに座りたい場合は、予約時に指定しておきましょう。







車内前方には4列シート

車内前方には4列シート

車内後方には3列独立シートが並んでいる

車内後方には3列独立シートが並んでいる


ぼくの座席は前方の4列シート。「乗車人数が少ないため移動してもOKです」とアナウンスされるのを待ち望んでいたものの、聞いてみるとこの日はほぼ満席とのこと。



若干へこんだものの、とはいえ「MEX」はまだ運行をスタートしたばかりの新しい車両。通常の4列シートに比べて快適性は高いです。



座ると柔らかいけど、表面はツヤのあるスポーツタイプの雰囲気を感じるシートで、位置を調整できる枕付き。足元にはレッグレスト&フットレストが付いています。



ツヤのあるスポーツタイプの雰囲気を感じるシート

ツヤのあるスポーツタイプの雰囲気を感じるシート



位置を調整できる枕付き

位置を調整できる枕付き

レッグレスト&フットレスト付きのシート

レッグレスト&フットレスト付きのシート





その他、シート横にコンセントがあるほか、車内Wi-Fiも利用できます。




通路側席は右の肘掛けの下にコンセント

通路側席は右の肘掛けの下にコンセント

窓側席は足元にコンセントがある

窓側席は足元にコンセントがある


1回あたり12時間まで利用できる「MICHINORI Free Wi-Fi」

1回あたり12時間まで利用できる「MICHINORI Free Wi-Fi」






また、車内最後部にはトイレがあります。(運行車両による)



車内後方にあるトイレ

車内後方にあるトイレ






キャンペーン特典の快適熟睡3点セット



   

キャンペーン期間中だけもらえる「快適熟睡3点セット」

キャンペーン期間中だけもらえる「快適熟睡3点セット」



運行開始のキャンペーン特典として、スリッパ・空気枕・めぐりズム(アイマスク)がセットになった「快適熟睡3点セット」が付いていました。



この車両の場合はもともとシートに枕が付いているとはいえ、今後高速バスに乗るときにも使えるので空気枕は嬉しいですね。



めぐりズムは個人的にもふだんから使っているけど、かなりおすすめ。蒸気で目が温かくなるのがめちゃ気持ちいいです。






青森から東京まで約12時間のバス旅



青森駅へ向かう「MEX」

青森駅へ向かう「MEX」



青森港フェリーターミナルを出発したバスはまず青森駅へ向かい、ここで10人ほどが乗車。

その後、1時間ほど走り弘前へ。ここで青森駅以上に多くの人が乗車。車内はほぼ満席に近い状態になりました。



その後、 パーキングエリアでの休憩を計4回経て、東京へ向かいます。



22時過ぎに停車した「岩手山サービスエリア」のほか休憩地は計4か所

22時過ぎに停車した「岩手山サービスエリア」のほか休憩地は計4カ所



途中のパーキングエリアでは雪が積もっていたため、外に出るとどうしても靴に雪が付いてしまい、車内に戻ると床が濡れてしまいます。なので、フットレストがあるのは助かりました。これが無ければ靴を履いたまま寝ることになったので、快適度がかなり違ったはず。






個人的には4列シートにはちょっと苦手意識があるんですが、疲れていたのかMEXの快適性のおかげかすぐに眠たくなり、24:00頃から朝の到着まではほとんど眠りっぱなしでした。






そして早朝6:30頃に、バスタ新宿に到着。

フェリーターミナルで乗車してから12時間近くが経っているけど、よく眠れたおかげでそこまでの長さは感じない乗車でした。






出発から約12時間、バスタ新宿に到着

出発から約12時間、バスタ新宿に到着



まとめ



新車納入時のMEX(岩手県北バス南部支社提供)

新車納入時のMEX(岩手県北バス南部支社提供)



運行を開始したばかりの車両ということもあり、特に車内の綺麗さが印象に残ったバスでした。

より快適に過ごしたい人は3列独立シート、よりコストを抑えたい人は4列シートと、同じ車両の中で選択肢があるのもMEXのポイントですね。



ちなみにこのバス、現在はバスタ新宿が終点なのですが、2019年3月1日(金)からは東京ディズニーシーまで延伸するとのこと。青森からディズニーに行く人にとっては便利なバスになりそうです。



MEXのバス便







(タナベセイジ)


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