目次
酒蔵・ワイナリー見学でできること
見学内容は酒蔵・ワイナリーの規模によって異なります。規模の大きなところでは製品の歴史を学べる資料や酒造りの道具、昔の蔵人の生活がわかる品々が展示されています。
見学するタイミングが合えば、新酒の仕込み・搾り作業を見られる日も。昔ながらの製法で酒造りをする酒蔵では、麹の状態などによって見学時期や時間が限られています。
予約が必要な見学では、スタッフが各ブースを案内してくれます。説明を聞きながら見学するとお酒への理解が深まり、試飲時もよりおいしく飲めそうですね。見学時間は30分程度のところが多いです。
売店が併設されている酒蔵・ワイナリーでは、お酒を使用したスイーツなどを販売している施設もあり、楽しくお買い物できますよ。
バスツアーでは、見学やお買い物に30分~1時間程度の時間がとられています。ツアー内容によっては、試飲やお買い物のみの場合も。実際に酒造りをしている様子を知りたい方は、事前にどんな見学ができるか確認しておきましょう。
見学料・事前予約は必要?
スタッフさんが案内してくれる酒蔵・ワイナリーの見学には、事前予約が必要なところが多いです。見学料は無料のことが多く、お酒の試飲ができる施設では1,000円程度かかることもあります。
もちろん、バスツアーで行くなら個人での予約は不要です。見学料もツアー料金に含まれていますが、試飲やきき酒をする場合は、別途料金を当日払うこともあります。
見学の注意点
酒蔵見学には注意点があります。飲料品を扱っているため、香水や香りが付いた整髪料を付けて見学へ行くのはやめておきましょう。
また見学当日は、朝食に納豆を食べるのもNGです。酒造りは微生物の力を借りているため、外から他の微生物を持ち込まないようにしなくてはいけません。納豆菌は繁殖力が強いため、酒造りに必要な麹菌よりも先に繁殖してしまう可能性があります。
バスツアーでは資料館の見学や試飲のみの場合もあるので、そのようなツアーは特に注意しなくてもOKです。
酒蔵・ワイナリー見学をバスツアーで行くメリット
車の運転を気にせず試飲を楽しめる
酒蔵・ワイナリー見学をするなら、その場で試飲を楽しみたいですよね。車で行くとドライバーは試飲できませんが、バスツアーならお酒を飲んで帰りはゆっくりバスで眠ろう、なんてことも可能です!
複数の施設を巡れる
バスツアーでは、複数の酒蔵・ワイナリーを巡るコースがあります。初めて行く土地では道に迷うこともありますが、バスツアーなら乗っているだけで目的地に連れて行ってくれるので、お酒をいろいろ試して巡りたい方におすすめ。
未成年の方も参加できますが、もちろん試飲はできません。酒蔵・ワイナリーへ行くツアーであっても、観光地やグルメを楽しめるコースになっていれば親子でも楽しめるので、いろんなツアーを探してみてください。
団体のみ見学できる酒蔵に行ける
酒蔵の中には、衛生上の理由から10人以上の団体見学しか受け付けていないところもあります。個人では見学したくてもできない酒蔵にバスツアーなら見学できることも。
酒蔵・ワイナリー見学ができるバスツアー
酒蔵・ワイナリー見学ができるバスツアーは各地で開催されていますが、特に関東はたくさんあります。
以下では、関東発で行けるおすすめバスツアーを紹介します。
■関東名水百選の水で造られる「誉國光」の酒造
群馬の地酒「誉國光」を造る「土田酒造」へ行くツアーでは、ギャラリーや酒造りの現場を見学できます。日本酒の源である仕込み水は関東名水百選に選ばれ、日本百名山「武尊山」の伏流水を使用しています。この仕込み水は味見ができ、ペットボトルでお持ち帰りもできますよ。
■ワイナリー見学へ行くなら山梨がおすすめ
ぶどうの生産量が第1位の山梨は、日本ワインの生産量も最多です。そのためバスツアーでは、関東から山梨のワイナリーを巡るツアーがたくさんあります。
ワインカーヴ(貯蔵庫)で何十種類ものワインの試飲ができるワイナリーや、見学とあわせてレストランで昼食を頂けるツアーもあり、ワイン好きにおすすめしたいツアーが豊富です。
山梨の「ワイナリー」へ行くバスツアーを検索する
酒蔵・ワイナリー見学は、お酒がどのように造られているのか学べるので、大人の社会科見学として楽しめます。 試飲は飲みすぎ注意です! お水もとりながら、楽しんでくださいね。
全国の酒蔵・ワイナリー見学バスツアーは以下から検索してみてください。
(バスとりっぷ編集部)