目次
みと号ってどんな高速バス?
みと号は東京~水戸間を結ぶ
高速バスです。JRバス関東、茨城交通、関東鉄道の3社が共同で運行しています。
高速バスというと予約制が大半ですが、みと号は現地での先着定員制。運行本数が多いのであまりないかもしれませんが、満席になった時点でその便には乗車できないのでお気を付けください。また、東京駅八重洲南口23:00発・0:00発の「ミッドナイトみと号」は予約制ですが、2022年9月現在は運休中です。
みと号の運行情報(※予約不要)
みと号をお得に乗るには
東京~水戸は通常片道2,120円ですが、往復で乗る場合、東京駅にある「
高速バスきっぷうりば」の発券機や受付で「ツインチケット」を購入すると2枚で4,000円(片道2,000円)と少々お安くなります。あるいは「
」でスマホツインチケットを購入することも可能です。
また、
バスの車内での支払いの場合、PASMOなどの交通系ICカードを利用しても片道2,000円に割引されます。
※茨城交通には2022年9月現在、まだ交通系ICシステムが導入されていないため、PASMOなどの提示後の現金支払いでも2,000円となるとのことです
お得に乗るためには、ツインチケットを購入するか、事前にPASMOなどへのお金のチャージをお忘れなきよう!
※2022年9月調べ
JRバス関東の4列シート車両
JR
バス関東の車内の設備はこのようになっています。
座席は自由席。右10列、左12列
リクライニングはこれくらい倒れる
女性なら楽に足を伸ばせるシートピッチ
降車時ボタンは通路側の頭上に
コンセントはアームレストの下
カップホルダーあり
トイレは後方右側にあります
いざ! みと号に乗車
さて、乗車したのは平日の第1便(7:30発)です。
東京駅からは4割ほどの乗車率で、単独の乗客は全員が隣に人のいない状態で座れて、快適な道中となりました。
乗り場は「八重洲南口JR高速バスターミナル」の4番乗り場
9番乗り場あたりに「高速バスきっぷ売り場」
出発すると、音声案内と運転士さんの肉声で、到着時刻や非常口の案内、トイレを含む車内禁煙や感染防止対策としてマスクのお願いなどがありました。
休憩はなく順調に進み、高速道路を降りて水戸市内に入ると通常の路線
バスくらいの間隔で
バス停があります。赤塚駅を通る「赤塚ルート」と県庁を通る「県庁ルート」に分かれるのですが、行き帰りとも偶然乗ったのは「赤塚ルート」の便。
「赤塚駅北口」「石川三丁目」「泉町一丁目」などでも数名の利用があり、行き帰りともほとんど定刻通りの運行でした。
水戸駅は、北口と南口、両方に
バス停があります。行きは10分ほど到着が早い手前の「北口」で8:53に降車、帰りは始発となる「南口」から乗車しました。
「水戸黄門」がいるのが水戸駅北口
北口の降車場は8番
北口の乗り場は9番
[
「納豆」があるのが水戸駅南口
南口は5番乗り場
東京駅の降車場所は「日本橋口」
秋葉原に乗り継げて便利! つくばエクスプレスの乗り継ぎ乗車券
帰りの
東京駅行きは、
東京駅到着時刻とともに何度かつくばエクスプレスへの「乗り継ぎ」のアナウンスがありました。秋葉原へ行きたい方は「八潮PA」で下車、TX八潮駅から「つくばエクスプレス」へ乗り継いで秋葉原へ向かう(区間快速で17分)こともできるのです。
その場合、アナウンスはなかったのですが、車内でTX八潮駅から秋葉原駅までの各駅で降車可能な「乗り継ぎ乗車券」を100円で購入できます。TX八潮駅から秋葉原駅までは通常運賃480円(現金)なので380円もお得!
乗り継ぎをご利用の方は、降車時にぜひ忘れずにご購入ください。
ゆったり座りたいならみと号がいい! 電車と比較してみました
高速バス「みと号」で東京~水戸は約2時間、割引利用で2,000円です。一方、電車利用の場合、JR上野東京ラインで乗り継ぎ無しなら約2時間(土浦駅でJR常磐線に乗り継ぐ場合は2時間半ほど)で2,310円と、若干
高速バスが安く、時間はあまり変わりません。
料金
所要時間
2,000円
(ICカード利用)
約2時間
電車
2,310円
約2時間
※2022年9月調べ
みと号は電車と同じで予約の必要がなく、思い立ったら乗車できますし、ゆったり座われてトイレ付きで安心です。渋滞に巻き込まれる可能性もありますが、快適さを重視する場合、
高速バスに軍配があがるのではないでしょうか。
みと号の運行情報(※予約不要)
(かとうちあき)
\ この記事をシェア /