ざっくり、こんな記事
- 2席を広々使える「ダブルシート」
- 料金は意外にリーズナブル
- ダブルシートの予約方法
2人分の席を1人で利用できちゃう「ダブルシート」
高速バスの4列シート。比較的料金が手頃だけど、その分座席が狭いイメージですよね。でも、最近は1人で横並びの2席を利用できる、ダブルシートというプランのある高速バスが出てきました。
1人で2席利用できると、ゆったり座れるのはもちろん、隣にどんな人が座るかわからないという不安からも解消されます。
休憩時間に外へも出やすいし、窓に寄りかかって眠ることも。ビジネスマンはパソコンを広げて車内で仕事もできちゃいます。
しかも、ダブルシートは2席分の料金がかかると思いきや、バス便によっては通常の1席の1.5倍ほどの料金で利用できます。料金面の満足度が高く、とってもコスパがいいんです。
桜交通のダブルシートの設備を紹介
今回利用したのは、桜交通の高速バス「リラックス4+」。まずは設備を紹介していきます!
横4列のシートが、縦に10列。合計40人乗りのバスです。
大きな荷物は乗車前にトランクに預け、手荷物は座席上の棚に載せることもできます。
さらに詳しくシートのまわりをチェックしてみましょう。
前のシートには、網ポケットにシートベルト着用の案内。ちなみに、Wi-Fi設備はありません。
前のシートにはドリンクホルダー。ミニテーブルにも、ドリンクを置くスペースがありました。食事をするときに便利ですね。
足元は思ったよりも広々。フットレストもあるので、足を乗せて寛げます。
窓の上には読書灯と空調。風向きを変えて、自分好みに調節できます。
コンセントは窓の下にありました。充電ケーブルは長いタイプを持っていくと、充電しながらスマホを操作できます。
厚手の遮光カーテンは、しっかり外からの光を遮ってくれました。シートのリクライニング角度もゆったり。
ダブルシートで仙台から東京へ移動
実際にダブルシートを体験してみました。
仙台駅東口に新しくできた、ヨドバシカメラ仙台第1ビルバスターミナルから、バスは出発です。
少し早く到着したので、バスの時間までは待合室で待っていました。暑い日だったので、エアコンの効いた涼しい待合室が嬉しかった~!
10分前になったらバス乗り場へ。
乗務員の方がリストで名前を確認して、いざ乗車です。大きな荷物のある人は、先に荷物を預けます。
いつも利用している4列シートですが、今日は2席利用していいとなると、なんかとっても贅沢な気分。
普段なら頭上の棚に上げる荷物も、座席の横に置けるので、必要なものがすぐに取り出せます。肌寒いときなど、上に荷物を乗せていると上着を出すのも大変なんですよね。
シートの間にひじ掛けがないのも、のびのび過ごせました。知らない人が隣に座ったらひじ掛けがないと嫌だけど、ダブルシートなら両方使えるからひじ掛けはない方が楽!
バスは16:00ちょうどに出発です。
いつもなら窓に寄りかかったりして過ごすのですが、今回は座席に置いてある荷物に寄りかかったりと、いろいろ体勢を変えて、楽な姿勢で過ごしました。ちょっと手や足を伸ばしたりと、ストレッチもできちゃいます。
最初の休憩は1時間半後の17:30で、福島県本宮市の安達太良SA。雨が降っていたので、みなさんトイレに行って、すぐに車内に戻っていました。17:45には出発です。
隣の人を気にしなくていいので、ぐっすり眠り、気付いたら2度目の休憩。時刻は19:15で、場所は栃木県宇都宮市にある大谷PAです。雷がひどく、雨も強くなっていましたが、コンパクトなPAだったので、トイレに行くのにも距離が近くて助かりました。
バスタ新宿に到着したのは21:10。予定より早く着きました。雨も止んでてよかったです。でもバスタ新宿は新宿駅直結で、雨に濡れずに電車に乗れるので、雨の日でも大丈夫!
暑い中いろいろ歩き回っていたので、バスの中でゆったり休めてよかったです。ダブルシートは、体への負担が本当に軽減されます!
ダブルシートの探し方と予約方法
気になるダブルシートのバスの探し方ですが、「バス比較なび」を使えば簡単です!
まずは路線を入れて、「最安値を検索」をクリック。右上部にある絞り込みを選択します。
次に検索条件の設備・サービスから「2名利用可」を選択して再度検索すると、ダブルシートのバスが表示されます。
※2023年7月調べ
バスとりっぷでは以前に、バス会社別の予約方法を詳しく紹介しています!
紹介した路線の予約は下記のリンクからもできます。気になる方はぜひ、チェックしてみてください。
(さとちん)