夏休みの楽しみの1つでもあるカブトムシ採集。7月に入って都内の公園でもすでに出現し始めています。もしかしたら、夏休みに入ってからだと遅いかも?!天気も関係するカブトムシ採集のポイントをまとめました。
カブトムシをつかまえるポイントは3つ
夏の虫といえば、子供から大人まで大人気の「カブトムシ」。
我が家も昆虫好きな息子と一緒によく森林や公園に探しにいきますが、今シーズンもすでに7月上旬に東京都内でカブトムシを発見することができました。見つけるコツをおさえて探してみると、意外と身近な場所でカブトムシを探すことができます。
ポイントは「時間帯」「場所」「天気」の3つです。
夏休み前の「夕方~夜」「早朝」が狙い目 どんぐりの落ちた木を探そう
カブトムシが活動をする時期は、7月から8月中旬頃ですが、夏休みに入ると「カブトムシ」採集に行く人が増えるために、その分減ってしまうこともあるでしょう。できれば「夏休み前」が狙い目です。
また、探しに行く時間帯ですが、カブトムシは夜行性であるため、日中よりも夜に活動をしています。午後5時から10時頃、午前4時から7時頃がカブトムシに比較的出会いやすい時間と言えるでしょう。暗い時間帯は危険がたくさん潜んでいますので、必ず大人の方と一緒に行動して、探すようにしてください。
カブトムシはクヌギやコナラの木の樹液が大好きです。木の下にどんぐりが落ちたゴツゴツした木の幹を探してみましょう。樹液が染み出したところや木の下に隠れているかもしれません。
天気は「雨上がり」がおすすめ
梅雨の間は、曇りや雨のすっきりしない天気が続きますが、カブトムシは、私たち人と同じように、雨の日はあまり活動しないそうです。また、雨が降ると木から染み出す樹液が流れ出てしまい、羽は濡れてしまいます。雨の日は、土の中や木の葉の下で、お腹がすいたまま、じっと過ごしているのかもしれません。
このため、「雨上がり」には、樹液を求めたカブトムシが活動しやすくなるため、出会えるタイミングとなります。
これから遊びに行く前には、雨が降りやすい天気かどうかを必ず確認しましょう。急に空が暗くなったり、カミナリの音が聞こえたり、冷たい風が吹いてきた場合は、強い雨を降らせるカミナリ雲が近づいている証拠です。早めに安全な建物に移動してください。
また、気温も上がりやすく、夜間や早朝でも熱中症に気を付けてください。
昆虫採集をされる際には、必ず水分補給ができる水筒と、虫刺されのないように長袖の服、そして、暗い時間帯は懐中電灯を持って、安全を確認しながら大人と一緒に行動するようにしてください。
ぜひ、ポイントを抑えて、カブトムシを探しに出かけてみてはいかがでしょうか。