一時期とても話題になり、入手困難にもなった調理器具の『メスティン』。持っているけれどもあまり使っていない、という方も多いのではないでしょうか。もしかして、寝かせてしまってはいませんか?今回は、このメスティンを利用して、美味しく食べられる『チーズ』を使ったレシピをご紹介します。少量が得意のメスティンだからこそ、キャンプや屋外のアクティビティだけでなく、おうちでも、楽しんでみてはいかがでしょうか。
チーズを挟んで
カリッとモチッとが共存した、食感が楽しいメニューです。食材に塩気があるので、そのままでも美味しくいただけるのは楽チンですよね。お好みで七味唐辛子や胡椒など、ピリッとスパイスを効かせても◎!
『レンコンの挟み焼き』
<材料>およそメスティン1つ分
レンコン 3cm程度
ピザ用チーズ 40g
ベーコン 2枚
サラダ油 小さじ1
<作り方>
1. レンコンは洗って、皮をむき、5mm程度の厚さで輪切りにします。しっかりと水気を拭き取っておきます。
2. ベーコンは4cm程度の長さで切っておきます。
3. 1.のレンコン1切れにベーコン、チーズの順に1/3の量をのせて、さらにレンコン1切れをのせて挟みます。残りも同じようにします。
4. メスティンにサラダ油を引き、中火で熱します。3.を入れて、蓋をし、強めの弱火で、1~2分蒸し焼きにします。
5. 蓋を外し、再び中火にします。4.の焼き色がしっかりつくまでさらに2分ほど焼きます。
6. レンコンを返して、反対の面も同様に、しっかりと焼き色がついたら完成です!
チーズを煮て
しっとりとした、濃いめの味付けで食が進むメニューです。お酒のお供にも向いています。後味がさっぱりしているので、つい、「お代わり!」と言ってしまうかもしれませんよ!?
『巾着煮』
<材料>およそメスティン1つ分
油揚げ 1枚
卵 2個
スライスチーズ(溶けるタイプ) 1枚
ソース 50cc
酢 50cc
水 50cc
みりん 大さじ1
つまようじ 2本
<作り方>
1. 油揚げはまな板の上などに縦長に置いて、短辺から短辺へ、箸などで転がすように前後に動かしたあと、横半分に切ります。切り口に指を入れて、破らないように気をつけながら、袋状に少しずつ開いていきます。
2. スライスチーズは十字に4等分にします。
3. 小さめのお猪口のような器に、卵を割り入れます。
4. 油揚げの袋の口を開いて、チーズを2切れ入れて、3.を注ぎ入れます。つまようじでぐし縫いするようにして、口を閉じます。残った油揚げの袋も同様にします。
5. メスティンにソース、酢、みりん、水を入れて、ひと混ぜし、中火にかけます。
6. 煮立ったら、4.を入れて、時折、面を変えながら、全体に味が渡るように煮込んでいきます。
7. 10分ほど煮込んだら完成です!
チーズを巻いて
とろりとしたチーズと歯応えを感じる食感で、思っている以上に野菜を食べた気になれるメニューです。そのままでも美味しいですが、ケチャップやめんつゆ、マヨネーズなど、お好みのタレをトッピングしてもいいかもしれません。おうちで作るなら、キャベツの大量消費にひと役買ってくれるレシピです。
『キャベツの肉巻き』
<材料>およそメスティン1つ分
キャベツ 葉3枚
豚もも肉(薄切り) 4枚
スライスチーズ 1枚
塩 少々
胡椒 少々
かつおだし(顆粒) 小さじ1/2
サラダ油 小さじ2
<作り方>
1. キャベツは固い芯の部分を除いて、太めの千切りにします。チーズは縦4等分に切ります。
2. 豚肉1枚を広げて、軽く塩と胡椒を振ります。キャベツ1/4量とチーズ1切れを、豚肉の端に盛って、クルクルと巻いていきます。残りも同様にします。
3. メスティンに油を引いて、中火で熱します。2.を巻き終わりを下にして入れます。
4. キャベツが少ししんなりしてきたところで、かつおだしを振り入れて、全体に焼き色がつくように、時折、転がしながら焼いていきます。
5. 全体にしっかりと焼き色がつけば完成です。
おうちでもお外でも!定番で使えるメニューが増えると楽しいですよね。