梅雨真っただ中で、毎日ジメジメとした日々が続いています。日本気象協会は。6月15日に「2023年梅雨明け予想」を発表。各地の梅雨明けの時期について解説します。
動画では、日本気象協会の職員が「夏にしたいこと」も紹介します。
今年の梅雨入りの状況
今年の梅雨入りの状況は、5月18日頃に沖縄と奄美で梅雨入りしたと発表がありました。
その後、九州北部から東海は5月29日頃、九州南部は5月30日頃に梅雨入りしました。近畿・東海の5月の梅雨入りは10年ぶりのことです。
関東甲信は6月8日頃に梅雨入りしたと発表され、6月11日には、北陸、東北南部、東北北部でも梅雨入りの発表がありました。
現在、梅雨のない北海道以外は梅雨真っただ中です。
※あくまで速報値の梅雨入りです。気象庁では、夏の終わりに梅雨の期間の見直しを行います。
2023年の梅雨明けは?
6月15日に日本気象協会が発表した「梅雨明け予想」によると、今年の梅雨明けは、沖縄や奄美では、平年並みで6月下旬、九州や中国、四国、近畿、東海、関東甲信では、7月中旬に梅雨明けが予想され、平年並みか平年よりも早い見込みです。北陸や東北は7月下旬で平年並みでしょう。
平年に比べて大きな差がなさそうですが、九州から関東甲信にかけては、本格的な夏の到来が少し早まる可能性があります。
梅雨明け直後は暑さは厳しくなるため、熱中症に注意、警戒が必要です。
この夏の傾向は?
5月末に気象庁が発表した3カ月予報によると、8月にかけては日本付近は暖かい空気に覆われやすく、平均気温は、沖縄・奄美で平年より高く、西日本・東日本では平年並みか高い予想です。南西諸島や西日本・東日本を中心に「暑い夏」になりそうです。
今年も猛暑が予想されていますので、熱中症に十分にお気を付けください。
動画解説:工藤佳奈子、安齊理沙