ガーデニングを行う際は、服装選びに注意が必要です。ガーデニングに適さない服で作業をすると、ケガや熱中症などのリスクが高くなりますので、ポイントを押さえてコーディネートしましょう。
今回はガーデニングの服装選びのポイントや注意点、ガーデニングに最適な服装をご紹介します。
ガーデニングの服装選びのポイント
ガーデニングの服装を選ぶときに押さえておきたいポイントを5つ紹介します。
■1. ストレッチの効いた服を選ぶ
ガーデニングでは、腕を曲げ伸ばししたり、しゃがんだり立ったりする作業を何度も繰り返します。
上下ともに動きの邪魔にならないストレッチの効いた服を選ぶようにしましょう。
■2. 水や汚れに強い服を選ぶ
ガーデニングでは土いじりや水まきをするため、短時間の作業でも服が濡れたり汚れたりします。ガーデニングをする際は、水や汚れに強い素材を使った服を選ぶのがおすすめです。
撥水加工が施されたナイロンなら速乾性が高く、泥汚れもつきにくいのでガーデニングにぴったりです。
ただ、紫外線で黄変しやすい性質があるため、変色が気になる方は淡い色の服を選ばない方がよいでしょう。
■3. 軽量の服を選ぶ
ガーデニングは割と重労働なので、重量のある服を着ると肩や首が凝ったり、体に疲労が蓄積したりする原因になることがあります。
ガーデニングをする際はなるべく軽い服を選び、体への負担を軽減することを意識しましょう。
■4. 通気性の良い服を選ぶ
屋外でガーデニングを続けていると、大量の汗をかきやすくなります。
通気性の悪い服を着ていると、内部が蒸れてべたつきやにおいが気になってくるので、なるべく通気性の良い服を選ぶとよいでしょう。
■5. UVカット効果のある服を選ぶ
紫外線は晴れた日や夏場だけに限らず、一年中降り注いでいます。紫外線対策を行わずに屋外でガーデニングを行うと、日焼けしてしまう可能性がありますので、UVカット効果のある服で対策するのがおすすめです。
ガーデニングの服装選びに関する注意点
ガーデニングの服装を選ぶ際に注意したいポイントを2つ紹介します。
■肌の露出に注意する
ガーデニングをしていると汗をかくので、半袖半パンといった涼しい格好で作業をしたくなるところです。
しかし、ガーデニングで花や草木のお手入れをしていると、枝や棘に引っかかってケガをしてしまう場合があります。
また、屋外には虫がたくさんいますので、露出した部分を虫に刺されてしまう可能性もあります。ガーデニングを行う際は、たとえ短時間でも肌が露出する服装は避け、長袖長ズボンのコーディネートにまとめた方がよいでしょう。
■帽子やアームカバーなどを併用する
ガーデニング中の日焼けや暑さを服装だけでカバーするのは難しいので、必要に応じて他のファッションアイテムも併用しましょう。
たとえば、ツバの大きな帽子を被る、アームカバーを着用するなどです。特に晴れた日や、長時間屋外で作業する場合は必ず帽子を被って作業することが大切です。
ガーデニングに最適な服装
服装選びのポイントや注意点を踏まえ、ガーデニングに最適な服装例を紹介します。
■長袖Tシャツ×ストレッチデニムパンツ
薄手の長袖Tシャツに、ストレッチの効いたデニムパンツを組み合わせるコーディネートです。デニムはもともと作業着として誕生したアイテムなので、耐久性が高く、庭木の枝や植物の棘などに引っかかっても簡単に破れない点が特徴です。
ストレッチパンツならデニム特有のごわごわ感も少なく、膝も楽に曲げ伸ばしできます。薄手の長袖Tシャツは、袖まくりがしやすく上からアームカバーをつけても着ぶくれしにくいので、ガーデニングの作業の邪魔にならないところが魅力です。
■ハーフジップアップ×ストレッチカーゴパンツ
胸元までジッパーがついているハーフジップアップと、ストレッチ性の高いカーゴパンツの組み合わせです。ナイロン製のハーフジップアップなら、汚れや濡れを気にすることなく、作業に専念できます。
UV加工が施されたものなら、日焼け対策にもなるでしょう。
また、ジッパーを下げれば通気性が良くなるので、暑い日の作業にも重宝します。カーゴパンツはサイドにポケットが付いているので、スマホや家の鍵などを携帯しながら作業したい方におすすめです。
ガーデニングをする際は服装選びにこだわろう
ガーデニングをする際は、汚れや濡れ、日焼け、熱中症、虫刺されなどに注意をする必要があります。基本は長袖長ズボンでコーディネートし、必要に応じて帽子やアームカバーなどをプラスすると、日焼けや汚れ対策になるでしょう。
また、ガーデニング中は何度もしゃがんだり立ったりするので、ストレッチの効いた服を着用すると楽に作業することができます。
天気予報専門メディア「tenki.jp」では、その日の気温に適した服装を公開しています。ガーデニングの予定がある場合は、今回紹介した服装の選び方とあわせて参考にしてください。