今年も桜のシーズンがやってきました。全国の開花予想を見ながら「いつか逢いたい桜」をリストアップしてみるのも、この時季ならではの楽しみかたかもしれませんね。今回は四国地方から4つのさくら名所をご紹介します。いちどは見たい瀬戸内の絶景が待っています!
見頃の確認には『tenki.jp 桜開花・満開情報』『tenki.jp お出かけスポット天気』も、ぜひご活用ください。
※外出の際は、手洗い、咳エチケット等の感染対策や、『3つの密』の回避を心掛けましょう。
※新型コロナウイルス感染拡大の影響で外出の自粛を呼び掛けている自治体がある場合は、各自治体の指示に従いましょう。
※お出かけの際は、各施設の公式ホームページで最新の情報をご確認ください。
花で埋め尽くされる山頂から360度の絶景パノラマ/開山公園の桜(愛媛県今治市)
愛媛県伯方島の北端、標高149mの「開山(ひらきやま)」山頂付近にあるさくら名所です。公園内には遊歩道が整備され、四季を通じて自然が楽しめるハイキングコースとして親しまれています。春になると、中四国地方の「桜の名所三山」にも選ばれた約1000本の桜が咲き誇り、山頂は花で覆われます。展望台からは、しまなみ海道の多々羅大橋、大三島橋、伯方・大島大橋の3つの橋を同時に見ることができますよ! 桜とともに瀬戸内海に広がる大パノラマを、ぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。
開山公園の桜
■所在地:愛媛県今治市伯方町伊方 ※アクセスはこちら
■問い合わせ:0897-72-1500(今治市役所伯方支所)
※詳細は公式サイトをご参照ください
愛媛県のお花見スポット
つぼみの形に由来する樹齢約500年の天然記念物/ひょうたん桜(高知県吾川郡)
樹齢約500年、樹高21m、根元廻り6m。高知県の天然記念物にも指定されている桜の古木です。学名はウバヒガンですが、つぼみの形がひょうたんに似ていることからこの名がついたと言われています(公式サイトの写真もご覧ください)。地元では「祇園さま」と呼ばれ、大切に守られてきたひょうたん桜。遠くからでもはっきりとその精神性を感じるほどの存在感があります。 シーズン中は道が混雑しますので、訪れる方は一方通行にご協力をお願いします。
ひょうたん桜公園の桜
■所在地:高知県吾川郡仁淀川町桜 ※アクセスはこちら
■問い合わせ:0889-35-1083(仁淀川町役場産業建設課)
※詳細は公式サイトをご参照ください
高知県のお花見スポット
美しいお城の山を桜がピンクに染め上げる/妙見山公園の桜(徳島県鳴門市)
徳島県鳴門市にある「妙見山(みょうけんさん)」に咲く桜です。かつての阿波九城のひとつである撫養(むや)城の城跡を利用して、山全体が公園になっています。春の満開時には山全体がピンク色に染まり、お城と桜を楽しむ名所として親しまれています。展望台からは鳴門の市街、小鳴門橋・大鳴門橋・淡路島、また四国山地と阿讃山脈の間に開ける吉野川デルタを一望でき、絶景スポットとしても人気ですよ。例年だと、夜にはライトアップされて夜桜見物を楽しむこともできます。
妙見山公園の桜
■所在地:徳島県鳴門市撫養町林崎 ※アクセスはこちら
■問い合わせ:088-684-1157(鳴門市観光振興課)
※詳細は公式サイトをご参照ください
徳島県のお花見スポット
瀬戸内海の青色に咲き誇る桜、移りゆく空の色/紫雲出山の桜(香川県三豊市)
香川県荘内半島に位置する「紫雲出山(しうでやま)」に咲く桜です。浦島太郎が玉手箱を開け、出た白煙が紫色の雲になって山にたなびいたことから名付けられたといわれています。自然豊かな遊歩道を歩けば、息をのむほど美しい瀬戸内海の風景! 山頂展望台からは、東の海に浮かぶたくさんの島、西には島影のほとんどない静かな海の向こうに中国地方が見渡せます。穏やかな海の青、山頂を染める桜色、そして時間とともに色彩を変化させる空と雲。死ぬまでにいちどは見たい…そんな人も多いという、桜の絶景です。
紫雲出山の桜
■所在地:香川県三豊市詫間町大浜乙451-1 ※アクセスはこちら
■問い合わせ:0875-56-5880(三豊市観光交流局)
※マイカーでお出かけの方は、事前に交通規制などの情報を必ずご確認ください
※詳細は公式サイトをご参照ください
香川県のお花見スポット
今年もすてきな桜との出逢いがありますように。『tenki.jp 桜開花・満開情報』で、お近くの桜もぜひチェックしてみてくださいね!
<注意事項>
■写真はイメージです
■さくらまつりやライトアップなどのイベントが変更・中止される場合があります。お出かけの際は、事前に公式サイト等で必ず最新の情報をご確認ください。