1年間の折り返し、7月がスタートしました。夏の暑さが本番になっていく時期です。暑中見舞いもそろそろ準備を始める時期ですね。
次第に梅雨も明け解放感あふれる7月の店頭では、野菜、果物、海産物と、色とりどりにこの時期にしか味わえない旬のものがあふれてます。今月も旬の食材に注目していきます。
7月の旬食材をチェック
【野菜】
元気な色、形で、私たちを楽しませてくれます。
なす、青唐辛子、明日葉、いんげん、えだまめ、おくら、かぼちゃ、きくらげ、きゅうり、ししとう、しそ、しんしょうが、ズッキーニ、つるむらさき、とうがん、トマト、ゴーヤ、にんにく、やなかしょうが、パプリカ、ピーマン、ミョウガ、モロヘイヤ、レタス等
【果物】
地域によっては、くだもの狩りをやっている場所もあるかもしれません。アントシアニンや、クエン酸、ビタミンなど美容や疲れによいものもありますね。
プルーン、ブルーベリー、あんず、いちじく、うめ、キウイ、さくらんぼ、すいか、パイナップル、ぶどう、マスカット、マンゴー、メロン、もも、ゆず等
【魚】
川魚が美味しい季節です。魚や海産物は季語にもなっていて、昔から旬の季節に味わい親しまれてきたものだとわかります。
あじ、あなご、あゆ、いぼだい、いわし、うなぎ、カジキマグロ、かます、かわはぎ、かんぱち、きす、スズキ、たちうお、どじょう、とびうお、はも、あわび、ウニ、するめいか、くるまえび、けがに、昆布、さざえ、とりがい、ほや、まだこ、しじみ等
参照
7月の食材一覧
7月のお風呂 桃の葉湯
桃湯は江戸時代から親しまれているお風呂です。桃の葉を煮詰めて煮だしたものをお風呂に入れることもできますし、季節のバス&スキンケアアイテムとして、入浴剤や化粧水も人気です。
枇杷の葉は、チンキや化粧水としてなじみがありますが、桃の葉もあせもや湿疹など肌のトラブルを防ぐと言われています。暑いこの季節です。土用の期間に桃の葉湯に入ることは、邪気をはらうということで知られています。
桃はバラ科の植物で原産地は中国の高原地帯と言われています。古代中国では桃は長寿の効があると考えられ、「魔よけの力」もあるとも言われてきました。日本には弥生時代に伝わったと考えられ、「日本書記」や「古事記」にも出てきています。
七夕にいかが?大人版フルーツポンチ、美味しい旬果物を使った「マチェドニア」
この時期の旬の果物は、夏の疲れを吹き飛ばしてくれます。
旬の果実のジュレがのったかき氷、アイスクリームやソフトクリーム、ゼリーなどもいいですね。デパートや駅では、宝石箱のように果物を寄せ集めたスイーツが並びます。またお中元には果物の盛り合わせも人気のようです。食べる直前まで冷蔵庫で冷やした果物をいただくのは格別です。
フルーツを好きな形に切って、炭酸で簡単にできる「フルーツポンチ」は定番ですが、本来は、大人向けのお酒を使ったレシピだったようです。「ポンチ」は「パンチ」が転じたもので、酒、水、砂糖、果物、香料の5品の材料を用いたので、5種を意味するサンスクリット語のパンチャ,ヒンドゥー語のポンシュ,ペルシア語のパンジなどが語源とされています。
イタリアでは、マチェドニアというフルーツポンチに似たデザートがあり、マンマの味として定番だとのこと。5つは主に、リキュールや白ワイン、レモン汁、砂糖、ハーブなどの香料、フルーツが定番だそうです。
子ども向けは、炭酸飲料にラムネを使ってシュワシュワ感をアップしたレシピがはやっているそうです。写真映えしそうですね!
さて、7/3はソフトクリームの日でもあります。暑さや疲れをふき飛ばしてくれる、冷たいスイーツや旬果物のスイーツで元気を出すのも良いですね。
夏休みまで、もうひと踏ん張り。健やかにお過ごしください。