本日、5月15日は国際家族デー。国際家族デーとは各国が家族に関係した問題に取り組む能力を高めるべく、1993年に国連総会が制定した記念日です。
我々日本人も夫婦間の不仲や親子の会話不足など様々な問題について絶えず耳にしますし、リアルタイムで悩んでいる方もいることでしょう。
今日は国際家族デーにちなみ、家族のコミュニケーションの一つとして世界各国の料理を食卓に並べてみませんか? 今回はアメリカ、ヨーロッパ(イギリス)、アフリカ(チュニジア)で愛されている3つのレシピについてご紹介します。
【参照】平和大使協議会
子供から大人まで大好きなアメリカの家庭料理『マッケンチーズ』
最初にご紹介するのはアメリカの家庭料理の定番、『マッケンチーズ』のレシピです。マッケンチーズとは、シンプルに茹でたマカロニに濃厚なチーズソースを絡めたグラタン料理の一種。"アメリカ版おふくろの味"と言われるほどアメリカでは昔から多くの人々に親しまれています。
〜マッケンチーズの作り方(2人分)〜
<材料>
・マカロニ 100g
・チェダーチーズ 80g
・牛乳、生クリーム 各150ml
・コンソメスープの素 小さじ1/2
・塩胡椒、乾燥パセリ 適量
・バター、小麦粉 各大さじ1
<作り方>
(1)マカロニはパッケージの表記時間通りに茹で、牛乳と生クリームは予め混ぜ合わせておきます。
(2)フライパンに火をかけ、バターを溶かしたら小麦粉を加えて粉っぽさがなくなるまで炒めます。
(3)2に1の混ぜ合わせた牛乳と生クリームを3〜4回程度に分けながら少しずつ加えて木べらでかき混ぜます。
(4)とろみがついてきたら適当な大きさにちぎったチェダーチーズを投入し、完全に溶けるまでよく混ぜます。
(5)4のチーズソースをコンソメスープの素と塩胡椒で味を整え1のマカロニを加えます。
(6)5を器に盛り付け、仕上げに乾燥パセリを散らしたら完成です。
お肉と卵を同時に楽しめるイギリスの伝統料理『スコッチエッグ』
日本でも既にお馴染みのスコッチエッグ。元々はイギリス発祥のグルメで1738年にロンドンにあるデパート内で販売されたのが最初だったと言われています。
スコッチエッグは高温で揚げていくためどうしても中の卵がカチカチになりやすい…ということもあると思いますが、2と7の工程にあるようにしっかり冷蔵庫で冷やすことで、揚げた後も半熟の状態をキープすることができますよ♪
〜スコッチエッグの作り方(2人分)〜
<材料A>
・合い挽きミンチ 200g
・玉ねぎ 1/4個
・半熟状の茹で卵 2個分
・溶き卵 1/2個分
・パン粉 大さじ3
・牛乳 大さじ1杯半
・トマトケチャップ、ウスターソース 各小さじ2
・サラダ油 小さじ2
・塩胡椒、揚げ油 各適量
<材料B>
・溶き卵 1/2個分
・小麦粉、パン粉 各適量
<作り方>
(1)鍋にお湯を沸かし、少々の塩(分量外)と卵を加え、5〜6分程度茹でたら氷水に入れて急冷させます。
(2)1の茹で卵の殻を剥き、冷蔵庫で更に冷やしておきます。
(3)フライパンにサラダ油を熱し、みじん切りの玉ねぎをしんなりするまで炒めたら粗熱が取れるまでしばらく放置します。
(4)パン粉は予め牛乳に浸して柔らかくしておきましょう。
(5)ボウルに合い挽きミンチ・溶き卵(材料A)・トマトケチャップ・ウスターソース・塩胡椒・3と4を加え、粘り気が出るまでよくこねます。
(6)2の茹で卵全体に小麦粉をまぶし、5の肉ダネで小判型になるよう包んでいきます。
(7)6に小麦粉→溶き卵(材料B)→パン粉の順番で衣をつけ、バットに並べてふんわりとラップをかけたら30分程度冷蔵庫で冷やしましょう。
(8)7を170度の油できつね色になるまで2分程度揚げたら完成です。
【参照】英国ニュースダイジェスト
朝食やおやつにもぴったり!北アフリカの激うまグルメ『ブリック』
ブリックはツナやじゃがいも、チーズなどの食材を包み揚げしたチュニジア(北アフリカ)の伝統料理。日本でも揃いやすい食材で気軽に作ることができますよ♪
〜ブリックの作り方(4個分)〜
<材料>
・春巻きの皮 4枚
・卵 4個
・ツナ缶 1缶
・じゃがいも 2個
・ピザ用チーズ お好みの量
・塩胡椒、サラダ油 適量
・カレー粉 小さじ1/2
<作り方>
(1)じゃがいもは細かい角切りにし、耐熱容器に移したら大さじ1杯程度の水を加えます。ふんわりとラップをかけて約3〜4分間加熱しましょう。
(2)ボウルに軽く水気を切ったツナ缶、1のじゃがいも、塩胡椒、カレー粉を加えて木べらでマッシュしていきます。
(3)お茶碗など深みのある器に春巻きの皮を広げ、2を適量乗せたら中央部分に凹みを作り、卵を割り入れます。
(4)卵の上にピザ用チーズを振りかけたら春巻きの皮の縁に軽く水を塗り、三角形になるよう閉じます。
(5)フライパンに油を多めに熱し、4をいれスプーンやお玉でこまめに油をかけながら両面こんがりと焼き色がつくまで加熱していきます。
【参照】ガジェット通信
料理を通じて世界を学ぶことで、きっといつも以上に家族内の会話が弾むことでしょう。どのレシピも日本人の口に合うものばかりですので、是非今夜の献立に取り入れてみてはいかがでしょうか?