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時間がなくてもできる?身近な活動から復興支援まで、ボランティアいろいろ


「ボランティア」と聞くと、どのような内容の活動を思い浮かべますか? 昨今の異常気象による「被災地への支援活動」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。日本では、阪神・淡路大震災がきっかけとなって「ボランティア」という言葉やその意識がより広く一般社会に根付いたと言われています。ちなみに、本日12月5日は「国際ボランティアデー」。この記念日は1985年(昭和60年)に国際連合によって制定されました。世界の平和と社会開発の実現・推進のために活動するボランティアの意義、認識を高め、その活動を推進することが目的となっています。今回は、日本国内で募集されているボランティアの一部をご紹介します。


「ボランティア」といえば、被災地の復興支援

「ボランティア活動」といえば、多くの方が思い浮かべる「被災地への支援」。活動内容は日々変化しているそうですが、まだまだ支援を必要としている地域があります。復興庁のホームページを見ると、東日本大震災や台風19号の被災地ボランティアに関する受け入れ団体が紹介されています。東日本大震災被災地でのボランティア活動の現在は、写真洗浄・子どもとの交流(学習や遊びレクリエーションなど)・傾聴ボランティアなどが紹介例にあがっています(2019年11月29日時点)。

◆復興庁ホームページ


地域で求められているさまざまなボランティア

ボランティア活動をしたいけれど、多くの時間が割けないという方もいることでしょう。ボランティアを必要としている人は、お住まいの地域にもたくさんいます。市区町村の公式ホームページや、地域活性化・まちづくりを推進するNPO団体のホームページなどもチェックしてみると、実にいろいろなボランティアの募集がされています。例えば、ペットの散歩代行・預かり、地域のゴミ拾い、福祉施設や老人ホームでの囲碁・将棋のお相手、障がい児のアクティビティ体験への引率、小学生の放課後学習・遊び支援、日本語を学ぶ外国人学生とのフリートーク学習支援、サンタクロースになって子どもにプレゼントを届ける、など。単発で数時間、1日限りなど、目を向ければさまざまな活動の募集があります。


ビジネス経験やスキルを活かした無償の社会貢献「プロボノ」

仕事での経験やスキルを活かして、各分野の専門家が無償でボランティア活動を行う「プロボノ」。元々は、弁護士による無償の相談や弁護の社会奉仕活動を指した言葉でした。現在は、さまざまな分野のビジネス経験者がその専門知識とスキルを、NPO団体、公益財団法人、自治体などに無償で提供する社会貢献活動として注目されています。

プロボノは、支援を受ける側だけにメリットがあるのではなく、いつもと違う環境や組織で活動を行うことでボランティアを行う側にも新しい気づきや、スキルやノウハウ・経験の価値を再確認することができると言われています。

ご紹介したのは、ボランティアのほんの一部に過ぎませんが、ボランティアにもさまざまな形があることをご理解いただけたでしょうか。

興味があれば、復興庁のホームページやお住まいの市区町村のホームページをのぞいてみてください。ご自身のライフスタイルにあったボランティア活動が見つかれば、初めの一歩として取り組んでみるのもありかもしれませんよ。

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