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花粉症の人は、起きがけ時からつらい症状が起きる「モーニングアタック」に注意!


鼻がムズムズ、目はかゆいし、くしゃみも止まらない──。マスクが手放せない季節がやってきましたが、今年のスギ花粉飛散量は、昨年に比べて北陸以外のほとんどの地域で例年並みか、やや少ないという予報になっています。とは言え、しっかり花粉は飛んでいるので花粉飛散情報 2019をこまめに確認してくださいね。

さて、花粉症の方の中には、朝起きたときから、くしゃみ・鼻水、鼻づまりに悩まされている方も多いのでは?  実はこの症状は「モーニングアタック」と言われるもので、朝、目が覚めてすぐに花粉症などアレルギー性鼻炎の症状があらわれることを指します。今回は、「モーニングアタック」はどうして起きるのかをご紹介しましょう。

花粉症対策は万全ですか?

花粉症対策は万全ですか?


布団や床に落ちた花粉塵が、朝の活動で空気中に舞い始める

「モーニングアタック」とは、朝目覚めてすぐに、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどのアレルギー性鼻炎の症状が発作的に現れることをいいます。

花粉やハウスダストのようなアレルゲンが鼻腔内に入ると、その侵入を防ぐために体はさまざまな反応を起こします。それが先に述べた症状で、くしゃみ、鼻水、鼻づまりは体を守るため体が過剰に闘っている証拠でもあるのです。

でもなぜ、こうした症状が朝一番に起こるのでしょうか。

室内に舞っているハウスダストは、夜、人が寝静まるとゆっくりと床に落ちていきます。そして朝になって人が動き出すと、空気が流動することで、床に溜まっていたハウスダストがまた舞い始めるから。このハウスダストが目覚めの鼻粘膜を刺激するため、さまざまな症状が起こってしまうのです。

また、寝具についたアレルゲンを無意識に吸い込むと、体の防衛反応として同様のアレルギー症状が起きます。

やっかいなのは、室外から持ち込まれた物質もハウスダストとなってしまうこと。とくにこの季節は、コートや洗濯物に付着したスギ花粉が衣類と一緒に室内に入ることで「モーニングアタック」を引き起こす原因になってしまうのです。

朝は気持ちよく目覚めたいですね

朝は気持ちよく目覚めたいですね


晴天、高気温、空気の乾燥、風が強い日ほど注意が必要です!

「モーニングアタック」に悩んでいる人は、次の点に気をつけてみましょう。

○帰宅時、家に入る前にコートや帽子、カバンなどに付いた花粉をしっかり払い落とす。

○コートなどは室内に持ち込まず、玄関などにかけておく。

ちなみに花粉が多く飛散するのは、

・晴れて気温の高い日

・空気が乾燥している日

・風が強い日

・雨上がりの次の日

・気温の高い日が2、3日続いた後になります。

さらに、飛散数の多い時間帯は、

・昼前後

・夕方 になります。

こうした点に注意して、洗濯干しや室内の掃除などを工夫してみてはいかがでしょう。

目には見えないけれど、洋服やバッグにも花粉は付着しています

目には見えないけれど、洋服やバッグにも花粉は付着しています


交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかない。これもアレルギー反応の原因に!

さらに「モーニングアタック」の原因として、自律神経の乱れも関係があると昨今では指摘されています。

寝ている間、私たちの体はリラックス状態にあり、副交感神経が優位にあります。

そして、日中の活動時間になると、脳の血管が拡張し、交感神経が優位になります。

つまり、目覚めの朝は、二つの神経が切る変わるときでもあり、交感神経と副交感神経の働きが一時的に乱れるため、アレルギー反応が起こりやすくなってしまうのです。

難しい点は、自分の意志でスイッチのように交感神経と副交感神経の働きを切り替えられない点にあります。コントロールするのが難しいとあれば、自律神経のバランスを整えるためにも、気持ちのよい目覚めがとても大切になってきます。

あるいは、次のようなことを満たすことで、人交感神経と副交感神経をスムーズに切り替えることができます。

○しっかり睡眠時間を確保する

○朝日を意識的に浴びるよにする

○ホコリを立てない程度に軽く体を動かす

この3つは、それほど難しいことではないので、できることを心がけていくようにしましょう。

ひどい花粉症に悩まされている人にとっては、本当にやっかいな季節ですが、今回は、花粉症の方がつらく感じる「朝」に注目してみました。しばらく大変な状態が続きますが、つらい時季を上手に乗りきってくださいね。

朝日を浴びて、体を目覚めさせよう!

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