猛暑・酷暑の夏でしたが、やっと吹く風に秋の気配が混じるようになりましたね。外出が憚られるような暑さでしたから、夏のレジャーを思いきり楽しめなかった方も多いのではないでしょうか? ぜひこれからの行楽シーズンこそたくさんお出かけをしてくださいね!
早速そのお出かけ先としてオススメしたいのが、9月に開催されるおまつり。9月には伝統的な祭事が数多く行われるんです。今回は大阪近郊で開催される4つをピックアップしてご紹介しましょう♪
住吉大社 観月祭/大阪府大阪市
約1800年前に創建された住吉大社は、全国に約2300社ある住吉神社の総本宮。地元では「すみよっさん」とも呼ばれて親しまれています。
中秋の名月の日には「観月祭」という祭事が行われます。日も暮れ月あかりが反橋をぼんやりと照らす頃、和歌の神様である住吉大神にちなんで、全国から応募された和歌の中から入選した作品を、神職が厳かに読み上げます。伝統的な舞楽や子どもたちによる住吉踊の奉納、闇夜に浮かぶ反橋の赤い欄干、見上げれば中秋の名月……ニッポンの雅を感じられますよ。
住吉大社 観月祭
■開催地 大阪府大阪市住吉区住吉2-9-89
■アクセス 【電車】南海本線「住吉大社」駅より徒歩3分、南海高野線「住吉東」駅より徒歩5分、阪堺線「住吉鳥居前」駅よりすぐ 【車】阪神高速15号堺線「玉出」出口より約10分、阪神高速道路4号湾岸線「大浜」出口より約20分
■開催日時 9月24日(月)18:00~20:30
■詳しくは住吉大社オフィシャルサイトをご確認ください
東大寺二月堂 十七夜盆踊り/奈良県奈良市
東大寺二月堂は奈良時代に創建され、国宝に指定されている仏堂です。十七日は観音様の縁日で、東大寺二月堂では毎年9月17日に「十七夜」として法要が行われてきました。早朝から本堂内に万灯明がともされ、夕方からは参道の約130基の石灯籠に、さらに本堂周辺の約500基の万灯籠にも灯りがともされ、それはそれは幻想的なんです。
二月堂下の広場では「十七夜盆踊り」が奉納されます。唄い手さんが唄う河内音頭や近州音頭に合わせて、老いも若きも一緒に踊るのです。タンスの奥にしまう前の浴衣、今年最後の出番ですよ!
東大寺二月堂 十七夜盆踊り
■開催地 奈良県奈良市雑司町406-1
■アクセス 【電車】JR・近鉄奈良線「奈良」駅から市内循環バスにて「東大寺大仏殿・春日大社前」停下車、徒歩15分
■開催日時 9月17日(月・祝)18:00~21:00
■詳しくは東大寺オフィシャルサイトをご確認ください
神戸ワイナリー 秋の収穫祭/兵庫県神戸市
日本で栽培されたぶどう100%で作る純日本産ワイン、「神戸ワイン」。その原材料となるぶどうの収穫祭が神戸ワイナリーで開催されます。ぶどう踏み体験や「ホリイゲ(発酵途中のワイン)」の試飲、ガラポンくじ大会、各種ステージイベントやワークショップなど楽しい企画が盛りだくさんです♪ 中でも「ホリイゲ」は今だけ!ココだけ!でしか味わえないうえ、アルコール度数低めで飲みやすく、毎年大好評なんですよ。
神戸ワインビーフや世界のチーズ、蒸し牡蠣などワインにぴったりのグルメもぜひ味わってくださいね!
神戸ワイナリー 秋の収穫祭
■開催地 兵庫県神戸市西区押部谷町高和1557-1
■アクセス 【車】山陽道、神戸淡路鳴門自動車道「神戸西IC」より約10分 【電車】神戸市営地下鉄「西神中央」駅よりバスにて「神戸ワイナリー(農業公園)」停下車すぐ
■開催日時 9月22日(土)、23日(日)10:00~16:00
■詳しくは神戸ワイナリーオフィシャルサイトをご確認ください
晴明神社 晴明祭/京都府京都市
晴明神社は、平安中期の天文学者で陰陽師の安倍晴明を祀った神社。安倍晴明は今日の暦の基礎となった暦術や年中行事、占法などを定めた陰陽道の祖で、映画のモデルにもなったのでご存じの方も多いのではないでしょうか。
晴明祭は晴明神社でもっとも重要な祭儀です。例祭の後には神輿が担がれ、勇壮な少年鼓笛隊を先頭に八乙女(神楽や舞を踊る巫女)など伝統的な装いの子どもたち他、約500人もの列が西陣地区を練り歩きます。歴史ある京都の祭の風情を楽しめますよ!
晴明神社 晴明祭
■開催地 京都府京都市上京区堀川通一条上る晴明町806-1
■アクセス 【電車】各線「京都」駅よりバスにて「一条戻橋・晴明神社前」停下車、徒歩3分
■開催日時 9月22日(土)、23日(日・祝)
■詳しくは晴明神社オフィシャルサイトをご確認ください