starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

世界が笑って考えさせられる、イグ・ノーベル賞受賞者の研究!


イグ・ノーベル賞をご存じですか?世界最高峰の権威とも言われるノーベル賞を表とするなら、裏のノーベル賞とでもいうようなジョークを含み「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対し賞を与える仕組みで、時には皮肉を込めてその賞を捧げるようなこともあるのだそうです。今年もつい先日、イグ・ノーベル賞の発表が行われ話題を呼びました。しかも、12年連続で日本人受賞者が出ました。今回はそのイグ・ノーベル賞と、東京ドームシティで行われているイベント「イグ・ノーベル賞の世界展」についてご紹介いたします。


今年のイグ・ノーベル賞、日本人受賞は大腸内視鏡を座位で試した堀内先生

イグ・ノーベル賞の「イグ・ノーベル」とは、世界的権威と言われる「ノーベル賞」に否定的な意味をもたせた接頭辞「Ig」をつけ「下等な、下品な」というジョークを含んだ造語であり「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に授与される賞なんだそうです。既にメディアで話題になっている今年のイグ・ノーベル賞で、12年連続の日本人受賞者が出ました。今年日本人が受賞したのは医学教育賞で堀内朗氏の「座位で行う大腸内視鏡検査、自ら試してわかった教訓」という研究に対するものでした。AP通信によると、長野県駒ヶ根市の昭和伊南総合病院の内科診療部長兼消化器病センター長の肩書を持つ医師、堀内氏は「大腸内視鏡検査を受けるのは簡単だと示したかった」と答えているそうで、通常は横になって行う内視鏡検査を座った状態で内視鏡を入れることで苦痛を少しでも軽減することができればとの思いからだったようです。自らが、その実験を行っている動画が公開されていることにも、堀内氏の熱い思いが込められていると感じられますし、ちょっと笑えますね。なお、この研究は2006年に学会誌で研究発表をされているそうです。


東京ドームシティで「イグ・ノーベル賞の世界展」開催!

さて、イグ・ノーベル賞の発表を受けるように、東京ドームシティではその展覧会「イグ・ノーベル賞の世界展」が9月22日(土)から開催されています。イグ・ノーベル賞の情報について初めて触れる方でも楽しくわかりやすく知ることができる展覧会になっているそうで、受賞された研究の内容がわかる実物展示やパネルの数々、また、研究を実際に体験できるブースも用意されており、全身でイグ・ノーベル賞を感じることができるそうです。さらに、ハーバード大学内で行われるハチャメチャで面白いイグ・ノーベル賞の式典の様子も映像で紹介されており、ハーバード大学の教授や「ノーベル賞」の歴代受賞者も参加し会場が笑いに満ちて盛り上がっている様子が見られるのだそうです。この「イグ・ノーベル賞世界展」は、東京ドームシティ内Gallery Aamo(ギャラリーアーモ)にて、2018年11月4日(日)まで開催されており、入場は当日券で大人1,400円・子供(小・中学生)900円・未就学時は無料です。世界中の笑えて、考えさせられる素晴らしい研究に出会いに行ってみてがいかがでしょうか。

◆イグ・ノーベル賞世界展

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.