立春を過ぎ、花粉も飛び始めたというのに、まだまだ寒いですね。しかも、冬は空気が乾燥しているので、お肌がカサカサになってかゆみが生じたり、肌荒れを起こしている人も多いはず。そんなときはやっぱり温泉に入って温まりたい! しかも、せっかく温泉に入りに行くなら「美肌の湯」がいいですよね。
ということで、東海地方のおすすめ温泉は美肌の湯をメインにご紹介します。
男子も女子も、老いも若きも、温泉でゆっくり温まってぬくぬく、そしてすべすべお肌になりましょう。
寸又峡温泉/寸又峡美女づくりの湯観光事業協同組合(静岡県榛原郡川根本町)
大井川鉄道のSLとミニ列車を乗り継いだ先にあるのが寸又峡温泉です。南アルプスの麓で、明治22年に開発されました。「日本一清楚な温泉保養地」を目指して、「芸者なし、ネオンサインなし、山への立て看板なし」をモットーに、寸又渓谷の美しい自然を守り継いでいます。泉質は、硫化水素水・単純硫黄泉なので湯上りは、つるつるスベスベ! 「美女づくりの湯」として知られています。町営の露天風呂のほかに、個性豊かな6軒の宿泊施設があり、「ゆらぎ手形」で内湯めぐりも楽しめます。有名な「夢の吊橋」は、湖の上にかかる木製のつり橋です。1度に10人までしか渡れず、かなり揺れますので、小さなお子さん連れの方はご注意くださいね。
■寸又峡温泉/美女づくりの湯観光事業協同組合
●所在地:静岡県榛原郡川根本町寸又峡温泉
●問合せ:0547-59-1011
●アクセス:大井川鉄道「千頭駅」からバスで約40分。
※詳細は公式HPをご確認ください
下呂温泉/下呂温泉旅館協同組合 足湯の里ゆあみ屋(岐阜県下呂市)
下呂温泉と言えば、草津温泉、有馬温泉と並ぶ日本三名泉のひとつとして有名です。古い歴史を持ち、昔から湯治場として親しまれてきました。その人気のヒミツはやはり泉質にあります。お湯はとろとろしたなめらかな感触で、まるで美容液に浸かっているかのよう! アルカリ性単純泉なのでお肌にやさしく、まさしく美肌の湯です。お得な温泉パスポートの「湯めぐり手形」を使えば、数多くの加盟旅館のうち3軒までお風呂に入ることができます。散策途中で疲れたら点在する足湯でひとやすみするのもいいですね。飛騨川にかかる下呂大橋のたもとにあるのは、下呂温泉のシンボル「噴泉池」。河原の中にある露天風呂なので開放感たっぷりです。
■下呂温泉/下呂温泉旅館協同組合 足湯の里ゆあみ屋
●所在地:岐阜県下呂市湯之島801-2
●問合せ:0576-25-2064
●アクセス:JR高山本線下呂駅前
※詳細は公式HPをご確認ください
西浦温泉/天空海遊の宿 末広(愛知県蒲郡市)
西浦半島の先端に位置する西浦温泉は、三河湾の美しい景色が堪能できることで人気があります。7軒ある宿のうち、こちらは高台にあるので、四季を通じて移り変わる絶景をパノラマのように楽しむことができます。温泉は「美白泉」といわれるアルカリ性単純泉。無色透明でお肌に優しい湯なので、露天風呂でゆっくり浸かっていればたちまちお肌はつるつるに。春は目の前の西浦園地の桜を眼下に眺めながら、露天風呂や足湯を利用することも可能です。三河湾で水揚げされたばかりの新鮮な海の幸をたっぷりといただきましょう。家族みんなで、女友達や気の合う仲間たちと・・・ゆっくり楽しめそうですね。
■西浦温泉/天空海遊の宿 末広
●所在地:愛知県蒲郡市西浦町大山17
●問合せ:0533-57-9111
●アクセス:名鉄蒲郡線「西浦駅」から車で約7分
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榊原温泉/振興協会(三重県津市)
清少納言ゆかりの名湯として名高い榊原温泉。津市の西側、布引山のふもとにあります。豊かな自然に囲まれた地の温泉は「枕草子」では「ななくりの湯」と呼ばれ、お伊勢さんの「湯ごり」の地としても古くからにぎわってきました。泉質はアルカリ性単純泉で、無色透明。お風呂上りはつるつるの肌になると人気の美肌の湯です。宿は6軒、日帰り施設が2軒あり、立ち寄りで入浴することも可能。もちろん足湯も利用できます。毎年2月11日~3月上旬の間は、旅館や神社などにお雛様を飾り付けておもてなしをするほか、春には金毘羅山の桜も見事です。車で30分の青山高原には、国内最大級の出力を誇る風力発電機(風車)が50基以上あり、その幻想的な風景は一見の価値がありますよ。
■榊原温泉/振興協会
●所在地:三重県津市榊原町5824-1
●問合せ:059-252-0017
●アクセス:近鉄大阪線「榊原温泉口」より無料送迎バスあり
※詳細は公式HPをご確認ください