皆さんは毎年大みそかから元日の朝に何をしていますか?
「みそか好例のテレビを見て、年越しそば食べて、除夜の鐘を聞いて、近所のお寺にお参り……」でしょうか。それとも、「大みそかの夜から仲間とニューイヤーパーティ」「年末年始は決まって海外旅行」という方も多いことでしょう。いずれにせよ元日の朝はゆっくりされている方が多いかもしれませんね。
そこで「初日の出を拝みに行く」というレジャー特集、3回目の今日は、全国の初日の出有名スポットを4つ厳選してご紹介します。2018年は平成30年。キリのよい年の元旦に、いつもと違った過ごし方をしてみませんか?
本栖湖/山梨県南巨摩郡身延町
山梨県の富士河口湖町と身延町にまたがる本栖湖は、富士五湖の最西端にある非常に透明度が高い湖。富士山の優美な山裾から太陽が厳かに昇っていくと、本栖湖にその光が反射して、それはそれは神々しいまばゆさ。目にするすべての人の心を打ちます。
本栖湖からすぐの「竜ヶ岳展望台」は、富士山頂上から初日の出が昇る「ダイヤモンド富士」が拝めると、毎年多くのカメラ愛好家が詰めかける絶景スポット。2018年を特別な年にしたい方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
※初日の出予想時刻は6時49分となっています。
本栖湖
■所在地:山梨県南巨摩郡身延町中之倉
■アクセス:富士急行「河口湖」駅より富士急バスにて「本栖湖入口」停下車、徒歩すぐ
■駐車場:あり(無料)
■問い合わせ先:0556-62-1116(身延町観光課)
■詳しくは富士河口湖総合観光情報サイトHPをご確認ください
宝満山(ほうまんざん)/福岡県太宰府市
宝満山のふもとにある竈門(かまど)神社には縁結び・方除け・厄除けの神様がまつられています。登山道は本殿から100mほど離れた鳥居をくぐると始まり、「宝満山登山道」の標識をたよりに歩くこと3時間ほどで、標高829.6mの宝満山山頂に到着。福岡市街、玄界灘、筑紫平野を見下ろす絶景の山頂、ご来光は東に広がる山並み越しに昇ります。
山頂には竈門神社の上宮があるので、「今年こそ良縁を……」と願う方はぜひお参りしましょう! 実は福岡県で最も登山者が多いと言われる宝満山。初日の出を観たい人も毎年たくさん訪れます。登山道、竈門神社ともに混雑が予想されますので、時間に余裕をもった計画を立ててくださいね! ※初日の出予想時刻は7時17分です。
宝満山
■所在地:福岡県太宰府市内山883(竈門神社)
■アクセス:西鉄「太宰府」駅より臨時シャトルバスあり(元日特別運行)
■駐車場:あり(有料)
■問い合わせ先:092-922-4106(竈門神社)
■詳しくは福岡県観光情報クロスロードふくおかをご確認ください
双観山/宮城県松島町
「宮城県一美しい」との呼び声も高い、双観山の初日の出。双観山といっても、松島海岸の南に突き出た岬の丘で、頂上が公園になっています。展望台からは日本三景の一つ「松島湾」と塩釜湾を望め、この二つを同時に見渡せることから「双観山」という名がついたそう。
初日の出は松島の奥にかすむ牡鹿半島や金華山越しに昇ります。人気の初日の出スポットですから混雑必至! ぜひ早めに行ってベストポジションを確保しましょう。日本三景の名にふさわしい、まさに絶景といえる初日の出を目にしっかり焼きつけて、気持ちよく2018年のスタートを切ってくださいね! ※初日の出予想時刻は6時51分です。
双観山
■所在地:宮城県松島町松島字大沢平
■アクセス:JR仙石線「松島海岸」駅より徒歩25分
■駐車場:あり(無料)
■問い合わせ先:022-354-5708(松島町産業観光課)
■詳しくは松島町HPをご確認ください
弥山(みせん)/広島県廿日市市
厳島神社は海上に浮かぶ朱色の大鳥居と社殿の美しさが印象的な、日本三景の一つ「安芸の宮島」。弥山は宮島最高峰の山で、古来より御神体として信仰の対象でした。標高535mの山頂は360度開けており、瀬戸内海が眼下に広がります。かの伊藤博文は「日本三景の一の真価は弥山頂上からの眺望に有り」と絶賛したそうですよ。
山頂へは徒歩で所要1時間30分くらい。ただし防寒対策、懐中電灯、飲み物など万全の準備は万全に! 夜間の山歩きが不安な方は、ロープウェイが元日5時からの運行を予定していますよ!
※初日の出予想時刻は7時13分です。
弥山
■所在地:広島県廿日市市宮島町
■アクセス:JR「宮島口」駅、広島電鉄「広電宮島口」駅より徒歩5分の「宮島口桟橋」から連絡船にて「宮島桟橋」下船、さらに徒歩25分の「紅葉谷」駅から宮島ロープウェイにて「獅子岩」駅下車、徒歩30分で山頂へ※車での来場は不可
■お問い合わせ:0829-44-2011(宮島観光協会)
■詳しくは宮島観光協会HPをご確認ください