不安定な天候や一日の寒暖差によって体調を崩しやすい時季ですが、みなさん風邪などひいていませんか?
好天日にはついついお出かけしたくなるこの時季、木々が紅葉しはじめ、さまざまな花・植物も見頃を迎えています。日本人になじみ深い「菊」もそのひとつで、10・11月は全国で菊花展がたくさん開催されています。
そこで今日は、関東で開催される菊花展のご紹介! 長期にわたって開催されている展示会もありますので、ぜひtenki.jpで天気を事前にチェックのうえお出かけください。
菊花壇展/新宿御苑(東京都新宿区)
皇室ゆかりの新宿御苑で開催される「菊花壇展」。菊が皇室の紋章と定められたのは、明治元(1868)年のことで、その10年後の明治11(1878)年に、赤坂の仮皇居で初めての「菊花拝観」を開催。さらに明治13(1880)年からは「観菊会」と名称が変更されて以降、日中戦争と第二次世界大戦の影響によってやむなく中止したときもありましたが、毎年11月1日から15日まで開催される130年以上続く、伝統ある「菊花展」として知られます。
回遊式の日本庭園内に上家と呼ばれる建物を設け、その中に独自の様式を基調に飾り付けた花壇が並びます。ほかではみられない美しい花壇をぜひご堪能ください。
新宿御苑
●会期:11月1日(水)~15日(水)
●所在地:新宿区内藤町11
●電話:03-3350-1372
●アクセス:JR「新宿南口駅」下車、徒歩約10分
●入園料:大人220円、小中学生50円
●開園時間:9:00~16:00 会期中無休
※詳しくは東京の観光公式サイト「GO TOKYO」をご確認ください
東京都観光菊花大会/日比谷公園(東京千代田区)
大正(1915 )4年から開催され、今年で95回目を迎える由緒ある大会。内閣総理大臣賞や知事賞などの受賞作品をはじめ、大菊盆養・大菊切花・盆栽・江戸菊・懸崖だるま・福助・実用花等、約1300鉢の菊花が展示され、質・量とも関東屈指と評されている大会です。東京の中心で見られる豪華絢爛な菊花の数々、ぜひ日比谷公園にお立ち寄りください。
日比谷公園
●会期:11月1日(水)~23日(木・祝)
●所在地:千代田区日比谷公園1-6
●電話:03-3501-6428
●アクセス:東京メトロ日比谷線・千代田線・丸ノ内線「霞が関」下車、徒歩約2分
●開園時間:10:00~16:00 入場無料
※詳しくは千代田区観光協会HPをご確認ください
笠間の菊まつり/笠間稲荷神社(茨城県笠間市)
笠間稲荷神社は日本三大稲荷のひとつです。笠間稲荷をメイン会場とした「第110回 笠間の菊まつり」は、約1万鉢の菊が市内をうめつくします。今年の見どころは「おんな城主 直虎」をテーマに取り上げた菊人形。菊で表現される直虎の生涯が、私たちの目を楽しませてくれるでしょう。
笠間稲荷神社
●会期:10月21日(土)~11月26日(日)
●所在地:茨城県笠間市笠間1番地(笠間稲荷神社 嘉辰殿)
●電話:0296-73-0001
●アクセス:JR水戸線「笠間駅」下車、徒歩約20分
●開園時間:8:30~16:30
※「おんな城主 直虎」をテーマにした菊人形展等の入場料金についての詳細は笠間市公式公式HPをご確認ください
第60回 関東菊花大会/ながめ公園(群馬県みどり市)
群馬県みどり市にある「ながめ公園」で開催される菊花展。大菊三本立ての盆栽菊、懸がい菊、大作りなど、1100鉢が展示されます。今年は第60回記念として、日本一を獲得した名人の菊花を展示しており、必見です。また、関東菊花大会フォトコンテスト入賞作品も、第60回関東菊花大会会場に展示されますし、周辺には紅葉スポットも! 秋を満喫しにみどり市まで足をのばしてみては?
ながめ公園
●会期:10月24日(火)~11月23日(木・祝)
●所在地:群馬県みどり市大間々町大間々1635
●電話:0277-72-1968
●アクセス:わたらせ渓谷鐡道「大間々駅」下車、徒歩約5分
●開園時間:9:00~16:00
※詳しくはググっとぐんまHPをご確認ください