ニュースで開花予想が話題になると、今年のお花見はどこに行こう?とワクワクしてしまいますね! 今回は、北関東の桜の名所から、「観覧車でお花見」「花のトンネル」「歴史ある巨桜」「意外な出会い?」が楽しめるスポットをご案内いたします。お近くにお住まいの方はもちろん、週末のお花見旅行のご参考にいかがでしょうか。
観覧車でお花見! 夜はライトアップも
千手山公園の桜(栃木県)
昭和23年につくられ、長く市民に愛されている公園です。園内には 300本のサクラ(ソメイヨシノ等)と1000本を超えるツツジがあり、春は公園がピンク色に染まります。「千手山公園さくら祭り」期間中は、17時30分から21時まで園内がライトアップされ、夜桜もきれいです。園内には遊具があり、観覧車・おとぎ電車・ジェットスター(飛行機の乗り物)は1人1回50円、自動木馬は1回30円と超格安なのも魅力。何度も乗りたくなっちゃいますね。
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華厳寺公園の桜(群馬県)
公園内にある遊園地の大観覧車「ひまわり」から見下ろす豪華な桜や一面のツツジは、まさに絶景です! 春の満開期には花まつりが開かれ、提灯による夜桜ライトアップも。園内にはジェットコースターなどのアトラクションがそろい、デートや家族連れに人気のスポットです。
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桜のトンネルは薄ピンクの別世界!
赤城南面(あかぎなんめん)千本桜(群馬県)
「千本桜」と呼ばれる約1.3キロメートルの道の左右にソメイヨシノが植えられ、桜のトンネルになっています。「千本桜まつり」開催期間中、路上には数々の露店が並びます。夜桜もライトアップされ、その妖艶な美しさにうっとり! 隣接する「みやぎ千本桜の森」内には「世界の桜ゾーン」も。37種のサクラ約500本とシバザクラ、ナノハナが楽しめる、春爛漫の世界です。
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常陸風土記の丘(茨城県)
広大な敷地に自然と歴史を感じられる空間が広がる、人気のお花見スポット。「日本一の獅子頭」があることでも有名です。園内には約500本のサクラがあり、ソメイヨシノ、シダレザクラ、ボタンザクラと、約1ヶ月にわたりサクラのリレーを見ることができます。なかでもシダレザクラのトンネルは必見! 鮮やかな桜色に包まれて、まるで別世界に迷い込んだような気分です。
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ご長寿の一本桜に会いに行こう
般若院のしだれ桜(茨城県)
本堂の裏手にある、推定樹齢400年以上の見事なシダレザクラ! 高さ10m以上、幹回り5mの巨樹で、県の天然記念物に指定されています。この寺院は978年に道珍法師によって貝原塚町に創建されたと伝えられ、1525年に現在の場所に移転しました。例年3月下旬から4月上旬のシーズンには、開花の時期に合わせて「桜祭り」が行われ、夜にはライトアップも。迫力ある姿に圧倒されます!
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クジャク、鯉のぼり、昭和!? 意外な出会いがあるかも
雨引観音の桜(茨城県)
国の指定重要文化財にもなっているお寺です。雨引山の大自然の中に建てられていて、山全体がご利益の霊力に溢れているとされています。とくに安産・子育てのお寺として名高く、絵画「光明皇后ご安産の図」も有名です。「一に安産、二に子育てよ、三に桜の楽法寺」と詠われるように、雨引山一円はサクラの山ならではの景観。夜桜も圧巻です。そしてなんと、境内では孔雀が30羽ほど放し飼いされています!!
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壬生町総合公園の桜(栃木県)
「壬生町(みぶまち)おもちゃ博物館」に隣接してつくられた、緑あふれる公園。4月中旬から5月には、鯉のぼりの大群が気持ち良さそうに桜の海を泳ぎます。この鯉のぼりは全て寄贈のもの。もし不要になった鯉のぼりがお家に眠っていたら、たくさんの仲間と一緒に大空を泳がせてあげるのはいかがでしょう。毎年お花見で会えるなんてうれしいですね!
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桐生が岡動物園の桜(群馬県)
年中無休・入園無料の動物園として親しまれている動物園です。サクラの名所としても知られていて、園内には樹齢80年あまりの古木が数多くあります。敷地内は、レトロな遊具や動物たちののんびりした佇まい、なつかしい土産物など、昭和の空気感たっぷり。大人の方なら子ども時代のお花見を思い出して、ほっこりした気持ちになれることでしょう。
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