今日1月8日は、昨年惜しくも亡くなってしまったデヴィッド・ボウイ(1947-2016)の誕生日です。
ご存じの通り、とくに1970年代から1980年代にかけてのボウイの影響力はとても大きく、ポピュラー音楽にとどまらず、ファッションや美術などさまざまな分野にインスピレーションを与え続けてきました。
そして、誕生日である今日からは、大回顧展「DAVID BOWIE is(デヴィッド・ボウイ・イズ)」(at 天王洲・寺田倉庫G1ビル)が開かれます。興味のある方はぜひチェックしてみてください。
エルヴィス、ジャニス、ジミー・ペイジもやぎ座
さて、1月8日は、ロックンロールの王様エルヴィス・プレスリーの誕生日でもあります。ボウイ、プレスリーだけでなく、12月から1月にかけて、つまりやぎ座に生まれたミュージシャンは多いようです。順番に有名な人たちを見ていきましょう。
■12月26日:フィル・スペクター(1940- ロネッツやビートルズのプロデュースで有名です。現在はなんと薬物中毒で服役中)
■12月31日:パティ・スミス(1946- 「パンクの女王」として1970年代から有名ですが、先日ボブ・ディランの代わりにノーベル賞授与式で歌いました)
■1月6日:シド・バレット(1946-2006 プログレッシブ・ロックの「ピンク・フロイド」のオリジナルメンバー。イギリスのミュージシャンに大きな影響を与えましたが、晩年は精神を病んでいたともいわれます)。
■そして、冒頭に紹介したロックンロールの王様エルヴィス・プレスリーの誕生日も、デヴィッド・ボウイと同じ1月8日なのです。
また、元祖ヘヴィ・メタル・グループの「レッド・ツェッペリン」には面白いことにやぎ座出身が二人もいます。
■ギタリストのジミー・ペイジ(1944- 1月8日)とベーシストのジョン・ポール・ジョーンズ(1946- 1月8日)
■1月10日:ロッド・スチュワート(1945- もとフェイセズのボーカリストですが、「アイム・セクシー」「セイリング」などのヒット曲が有名でしょう)
■1月19日:ジャニス・ジョプリン(1943-1970 圧倒的なパワーの女性ロックシンガー。麻薬中毒で27歳の若さで亡くなりました)
ひょっとしたら、やぎ座はロックの星座なのかもしれません。
日本のミュージシャンとピアニスト
日本の音楽家でもやぎ座出身のビッグ・ネームがいます。
■1月17日:坂本龍一(1952- いわずと知れた「イエロー・マジック・オーケストラ」で有名ですね。最近は映画音楽を多く手がけています)
■1月19日:松任谷由実(1954- 日本最高の女性シンガー。オリジナルアルバム38枚目として発売された『宇宙図書館』がオリコン週間アルバムチャートで、初登場1位を記録するなどまだまだ大活躍中です)
■1月19日:宇多田ヒカル(1983- 2016年には8年ぶりとなるアルバム『Fantôme』を発売しました)
クラシック界からもピアニストの登場です。
■1月5日:マウリツォ・ポリーニ(1942-)、アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(1920-1995)、アルフレッド・ブレンデル(1931-)が三人ともこの日の生まれ。
ロックからクラシックまで、音楽をたくさん生み出してきたやぎ座生まれ。
さて、あなたのお気に入りの音楽家は誰ですか?