
今日3日午前9時、八丈島の東で台風10号が発生。明日4日も台風からのうねりが入るため、関東など海のレジャーは注意。6日(水)~7日(木)は前線や低気圧が通過するため、広い範囲で雨。前線の活動の程度によっては警報級の⼤⾬の恐れ。
●今日3日台風10号発生 影響は?
今日3日午前9時に八丈島の東で、台風10号「バイルー」が発生しました。午後3時現在、中心気圧は994hPa、中心付近の最大風速は18m/s、最大瞬間風速は25m/s、1時間に約35キロの速さで関東の東を北東に進んでいます。
今後は台風10号は日本の東へ離れていきますが、明日4日にかけて関東など東日本~北日本の太平洋沿岸では台風からのうねりが入って、波の高い状態が続きます。海のレジャーは、引き続きご注意ください。
●6日(水)頃まで危険な暑さ 熱中症に警戒
今日3日も全国的に気温高く、1番気温が上がった所(午後4時まで)は徳島県美馬市穴吹では39.3度。40℃以上(酷暑日)の最長記録更新にはなりませんでしたが、過去最高気温の記録を更新した所もありました。そのほか、長野県上田市で39.0℃、神奈川県海老名市で38.9℃など、記録的な暑さになりました。
命に関わるような危険な暑さは、6日(水)まで続きそうです。内陸を中心に40℃くらいまで上がる所もあるでしょう。これまでに経験をしたことがないような暑さが続きます。無理をせず、体調管理を優先させましょう。
7日(木)は前線が通過するため、広い範囲で雨が降りそうです。この雨をきっかけに、これまでの記録的な暑さは落ち着くでしょう。ただ、最高気温が35℃くらいまで上がる日もあり、湿度の高い日もあるため、引き続き熱中症に警戒が必要です。
●6日(火)~7日(水)頃 日本海側を中心に警報級の大雨のおそれ
6日(水)は気圧の谷が北日本付近を通過し、7日(木)は前線が日本列島を通過する見込みです。
6日(水)は、東北や北陸で断続的に雨が降りそうです。関東から九州は晴れ間はありますが、東海を中心に、にわか雨があるでしょう。
7日(木)は広い範囲で雨が降り、雨の降り方が強まる所があるでしょう。前線の発達の程度によっては、日本海側を中心に警報級の大雨になる恐れがあります。記録的な水不足になっている地域に恵の雨になりますが、雨の降り方には注意、警戒してください。
●お盆の天気 雨具の出番が多い
お盆の期間は、これまでの天気傾向とは違って、雨の降る日が多いでしょう。
11日(月)の山の日は前線の影響で、東海から九州を中心に雨雲がかかりそうです。雷を伴って雨脚が強まる所もありそうです。山や川でのレジャーを予定されている方は、最新の情報にご注意ください。
12日(火)以降は、北海道から東北は雲が広がりやすく、雨の降る所がありそうです。関東から九州は前線が停滞しやすく、雨具の出番が多くなりそうです。沖縄も湿った空気の影響で、雨の降る日があるでしょう。
お盆に旅行や帰省を予定されている方も、大勢いらっしゃると思います。傘マークのついていない所でも天気の急な変化に注意が必要です。最新の天気をこまめにチェックするようにしましょう。
最高気温は35℃に届く所は内陸が中心になりますが、蒸し暑い日が多くなりそうです。熱中症対策を欠かさず行いましょう。