
3日(日)午前9時、八丈島の東で、台風10号「バイルー」が発生しました。今後は日本の東へ離れていく予想ですが、関東など東日本~北日本の太平洋沿岸では、ウネリを伴う高波に注意が必要です。
●台風10号「バイルー」発生
3日(日)午前9時、八丈島の東で、台風10号「バイルー」が発生しました。中心気圧は996hPa、中心付近の最大風速は18m/s、最大瞬間風速は25m/s、1時間に30キロの速度で北北東へ進んでいます。
今後は日本の東へ離れ、7日9時には日本の東で温帯低気圧に変わる予想ですが、関東周辺など東日本~北日本の太平洋沿岸では、台風からのウネリが入り波が高くなるため海のレジャーは十分な注意が必要です。
●台風の名前
「バイルー」は、中国が用意した名前で「白鹿」に由来しています。台風の名前は、「台風委員会」(日本含む14カ国等が加盟)で各加盟国などの提案した名前が、あらかじめ140用意されていて、発生順につけられます。準備された140を繰り返して使用(140番目の次は1番目に戻る)されますが、大きな災害をもたらした台風などがあると、加盟国からの要請によって、その名前を以後の台風では使用しないように別の名前に変更することがあります。