
今日31日、「みずがめ座δ南流星群」の活動がピークを迎え、今日31日の深夜から明日8月1日の明け方が最も見やすくなります。月明かりの影響はなく、観測条件は良いでしょう。沖縄や九州から東海、北陸、東北の日本海側はおおむね晴れて、星空を見るのに良さそうです。
●今日31日「みずがめ座δ南流星群」がピーク
今日31日、「みずがめ座δ南流星群」の活動がピークを迎え、今日31日の深夜から明日8月1日の明け方が最も見やすくなります。月明かりの影響はなく、観測条件は良いでしょう。国立天文台によりますと、1時間に5個程度の流星群が見られそうです。
●気になる天気は?
今日31日(木)の深夜から明日8月1日(金)の明け方にかけての天気は、沖縄や九州から東海はおおむね晴れて、星空観察に良さそうです。関東や東北の太平洋側は沿岸部を中心に雲が多いですが、内陸部では晴れる所もあるでしょう。北陸や東北の日本海側は晴れる所が多く、流れ星を見つけるチャンスです。北海道は雲が広がりやすいものの、北部では雲の切れ間があるでしょう。
●流れ星を見つけるコツは?
流れ星を見つけやすくするには、以下の4つのポイントがあります。
① できるだけ、街灯など人工の明かりが少ない場所を選びましょう。人工の明かりが多いと、その明るさに邪魔をされて暗い流れ星が見づらくなり、見ることのできる流れ星の数が少なくなってしまいます。
② できるだけ空が広く見渡せる場所を選ぶことも重要なポイントです。
③ 空の広い範囲に注意を向けるようにしましょう。放射点の方向にはこだわる必要はありません。流星群は、放射点(流星の軌跡を逆向きに延長したときに通る点のこと)のある方向だけに出現するわけではなく、夜空のどこにでも現れます。空をより広く見渡しているほうが、より多くの流星を捉えられる可能性が高くなります。
④ ただし、月のある方向を正面にして観察するのは避けたほうがよいでしょう。月明かりに邪魔されて、暗い流れ星が見えなくなってしまいます。