starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

東海は災害の危険度高まる 今日17日夕方まで警報級大雨の恐れ 土砂災害の前触れは


東海地方は、降り続く大雨により、土砂災害などの大雨災害の危険度が高まっている地域があります。今日17日夕方まで、警報級の大雨の恐れがあります。最新の気象情報や自治体からの避難の情報に注意し、早めの安全確保を心がけるようにしてください。

●東海の3地点で400mm超え 200mm~300mm超えの地点も多数

今日17日午前9時までの72時間降水量は、静岡市葵区(井川、有東木)、三重県の紀北町(紀伊長島)で400mmを超えています。また、200mm~300mm超えの地点が、愛知県三河山間部、岐阜県西濃・中濃、三重県南部、静岡県中部などで見られます。静岡市葵区(井川)や三重県の紀北町(紀伊長島)などでは、すでに平年7月1か月分の降水量を上回っています。
これまでの大雨で、すでに地盤が緩んでいます。また、雨が止んでいる地域でも、周囲の状況に注意が必要です。
雨雲レーダーで周囲の雨雲の発達を確認しましょう。また、気象庁HPの「キキクル(危険度分布)」で、周囲の土砂災害や浸水害、洪水害の危険度を確認するようにしてください。この後も、大雨災害への警戒を続けるようにしてください。

●今日17日今後の雨の見通し 夕方まで警報級の大雨の恐れ

今日17日も、南からの暖かく湿った空気が流れ込み、大気の非常に不安定な状態が続いています。ただ、これまで静岡県中心に大雨となっていましたが、大雨エリアが、東海地方でも西の地域へと移っています。
今日17日夕方まで、三重県や岐阜県を中心に、東海4県では警報級の大雨の恐れがあります。予想される1時間降水量は多い所で、40ミリ~50ミリ以上です。バケツをひっくり返したような激しい雨や、滝のような非常に激しい雨の降る所があるでしょう。同じような場所で長い時間、活発な雨雲がかかり続ける恐れがあり、雨の降り方に警戒を続けてください。
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に警戒し、竜巻などの激しい突風、落雷、ひょうに注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

今夜以降は、日本の東にある高気圧が、さらに西に張り出してくるため、東海よりも西の地域へ、大雨エリアが移る見込みです。今夜遅くには、雨の止む所が多くなるでしょう。

●土砂災害の前触れは

大雨によって土砂災害が発生する時には、前触れとなる現象があります。いざという時のために、ぜひ覚えておいてください。

1つめは、がけや地面にひび割れができることです。
2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。
3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。
4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。

そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。

●週間天気 3連休の天気と気温は?

大気の不安定な状況は、明日18日には落ち着く見込みです。高気圧がさらに勢力を強め、東海地方は、にわか雨の可能性はありますが、長い時間、雨が降ることはなさそうです。雲が多いながらも、広く晴れ間が戻る見込みです。
19日(土)からの3連休は、高気圧に覆われて、晴れる時間が長いでしょう。一部で、にわか雨の可能性はありますが、広い範囲で雨の心配はなさそうです。その先も、しばらく晴天が続き、大きな天気の崩れはないでしょう。
日を追うごとに、気温が上がる見込みです。来週は、再び35℃以上の猛暑日となる所もあり、厳しい暑さとなる見込みです。大雨の後は、万全な熱中症対策が必要な日が続きそうです。

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.